『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 19 五郎兵衛屋敷跡(P24) 籠の渡しで財を成し、街道筋に屋敷を構え細入の大旦那とまで言われた。五郎兵衛は脇本陣役で幕府天領の見分け役で宿屋では十人雇い西山の開田をした。本陣役の井伊間兵衛は機織りと運送業をして土蔵が七つ、二~三十人も雇っていた。 両家は、道路の建設や橋梁の建設によって籠の渡しの中街道、西街道を分岐する要路としての価値がなくなったことにより、没落していった。今は五郎兵衛屋敷跡の石垣のみがその名残を留めている。 「細入村史」