避難見直し 原則徒歩に!連続災害の懸念も・・・でもみんな避難できるの? | 食料危機・気象変動・災害に備える農家さんと繋がるプロジェクト

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山梨、静岡、神奈川の3県などでつくる富士山火山防災対策協議会は、富士山の噴火に備える新たな避難計画をまとめたといいます。

溶岩流の到達が予想される場所の一般住民について、従来は車で避難としていたのを、渋滞を避けるため原則「徒歩避難」に改めています。

その上で、噴火の予兆があった段階で観光客らを早めに避難させて混乱を回避し、地元住民の逃げ遅れを防ぐよう配慮したといいます。

 

そもそもどこに溶岩流がやってきていて、どこに火砕流がきていて、どっちに逃げたらよくてどの道路ならすいていてとか全くわからなくないでしょうか?

もちろん原則徒歩といったのに改訂したとしても、誰がどこの地域にあたるのかがわからないので、避難しようとおもったら荷物もあるので慌てて車で逃げ出しそうな気がします。歩くといってもどこまで歩くのか、避難した先にどれだけの受け入れ体制が整っているのかあまりにも分からない感じがします。

 

 

今回の計画では、新たに子供の避難対策も明記されています。

警戒レベル3の段階で、原則として避難対象となる地域の全ての学校や幼稚園などを休校とし、児童・生徒を保護者に引き渡すようになります。

引き渡し後は大人も一緒に避難していくしかないですし、急に避難と言われてもどうしたらいいのだとうとなってしまいそうな気もします。

と言うのも、山梨、静岡両県の11万6093人が主な対象だともいいます。

 

これだけ壮大な避難は過去にしたことがないでしょう。

想定していない、準備していないという人が多ければスムーズな避難ができるとも思えないです。

そうでなくても山梨県から長野の方へくる道は国道か高速道路ですが、高速は交通規制がかかるでしょうから、とんでもない混乱と渋滞なども起こってしまいそうです。


勾配が緩い市街地では、溶岩流の速度が人が歩く程度と想定しているため一般住民については、火砕流や大きな噴石が想定されず、3時間以内に溶岩流が来る場所では、噴火後に原則、徒歩で避難するといいます。

 

どこに噴石や火砕流が想定されず、3時間以内に溶岩流がくるのか、そんなのわからないので、とにかく逃げようとするのが人の気がします。いくらハザードマップがあっても本能的に避難しようってなりそうな気がします。

だって、津波のように想定外だったなんて嫌じゃないですか。

 

 

さらに、噴火後は停電から断水までおこったり通信障害、車の移動もままならなくなるので、できれば避難できる内に避難したいとなりそうな気もします。そうなるともっと早めの避難となるのかもしれません。

 

 

 

・警戒レベル2になったらどうするのかを想定

・サバイバルの準備

・関東圏からの脱出をどうするのか

・自転車や歩いて避難することも想定

・浅間山噴火も想定

・留まる場合はそれなりの備蓄を

・脱出していく場合は、その後数年を乗り越えられそうな地域を目指す

・火砕流は爆風も伴うため、いざというときの身の守り方を想定

 

 

高熱の岩石や破片が斜面を流れ下る現象を火砕流、火山灰と空気の混ざった高熱の爆風を火砕サージと言います。

スピードが非常に速く、時速100キロを超える事もあります。火砕流や火砕サージの温度は数百度と大変高温で、襲われた森林や住宅は一瞬のうちに燃え上がってしまう非常に危険な現象です。

該当しそうな地域にいるのかどうなのか、どうしていったらいいのかも備えておいてください。

 

#富士山噴火 #避難 #火山 #防災備蓄
メモ20230329