【防災備蓄】トルコ地震・被災地から見た絶対に備えて起きたいもの | 食料危機・気象変動・災害に備える農家さんと繋がるプロジェクト

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トルコ・シリアの地震では多くの死傷者を出し、今も被災者の方々は避難生活を送られていることでしょう。

復興にむけてもなかなかスムーズには進まず、生活困難は2年は続く見通しだと言います。

規模も大きかったのでムリもないかもしれません。

1日も早い復興と亡くなられた方のご冥福をお祈りしたいと思います。

 

ただ、一方トルコ南部では被害が死傷者を出していなかったりしている地域もあり、どんな備えの違いがあったのかも見えてきています。

マグニチュード7くらいの地震が2回きています。

日本でも巨大地震では地震が2回ほど連続しておこることも指摘されていて、その場合は倒壊の被害が拡大することが言われています。

 

今回の地震から学べることや、備えて起きたいことが何かを参考にできたらなと思います。

 

 

地震があった場合に配られずに不足した物がありました。

そのため地震後2.3日は避難所でも防寒着や毛布などが足りずに寒さ対策が必要になっていました。

 

 

「発生から72時間」をこえた後も救出されるケースもあり、奇跡的でした。

家屋倒壊や土砂崩れなどで閉じ込められた際は、「発生72時間」が救出の目安とされています。

今回の地震で、72時間の壁を超えて救出された背景にあった要素が何があったのかも紹介してくれているニュースもありました。

 

・空間の存在

ここでは体に圧力がかからない空間であることが大事で、体重以上の重さが局所にあたると、救助されたときにクラッシュ症候群が起きてしまうといいます。

・怪我をしない

・水

水はなければ脱水症状になったり、長時間、水を飲まないと腎不全などを招くといいます。

3日間、飲まず食わずでいると代謝が落ち、体の機能が低下する「低体温症」を招いてしまうといいます。

・温度や湿度

現地は寒冷な気候で、外気温が体温に影響するなどして低体温症が懸念されるが、救助された人はがれきの中で何らかの形で回避できた可能性が考えられるという。近くに寒さをしのぐものがあったなど体温維持ができたかが鍵となっているといいます。


日頃から、水の携帯、体温維持ができるなにかしらの準備をして出かける習慣があると違うかもしれません。


 

 

また、地震の被害から逃れることはできても次の不安がやってきていました。

避難生活では衛生環境が劣悪になっていたようです。

トルコ南部でマグニチュード7.8の地震を生き延びた人々はほっとしたのもつかの間、まん延の恐れのある病気に対する不安へと急速に変わっていったようです。

 

無傷で残った建物はほとんどなく、トイレやシャワーなど生活に必要な設備は6日未明の本震でほぼ失われたといいます。

トイレやシャワーなども必要になっています。

簡易トイレやシャワーなどの備蓄もしてあるとよいでしょう。

設置される仮設トイレなどでは全く足りないといいます。

おそらく日本で巨大地震が起こっても同じようなことになってしまうでしょう。

 

トルコでは衛生環境が劣悪で絶望的だと話していましたた。

「地震では死ななかったが、間違いなく病気で死んでしまう」と不安を口にしたといいます。

地震で助かっても低体温症や感染症などの病気からもうまく逃れられるようにしたいところです。

 

 

さらに、数日経ってからも被害を受けた都市では、テント村が設置されたが、その数が不足している状況です。
カフラマンマラシュ県 ビュレント・カラジャン知事「わたしたちはテントが欲しい。食料品は自分たちで調達できるが、可能なら、市民から要望が多いテントが欲しい」といった状態です。

1万1,000人以上が亡くなり、300棟以上が倒壊したカフラマンマラシュ郊外のサッカースタジアムには、テント村が設置され、3,000人以上の被災者に対し、生活用品の配給などが行われていたようです。


 

 

 

日頃から

・水の携帯

・暖をとれるような対策を

・倒れてくるものの固定

 

 

防災備蓄

・水

・非常用トイレの備蓄

・小さい子供がいたらオムツも

・シャワー

・簡易個室用のテント

・設営が簡単な屋外使用のテント

・毛布

・ホッカイロ

・蓄電池など

 

大地震が2回連続でくると耐震基準を満たしている建物でも倒壊してしまう可能性が高まってしまうといいます。

夏や沖縄であっても低体温症は起こるため、季節や居住地に限らず備えてあるほうが生存率は上がりそうです。

地震対策をして備えてあればあるほど、全壊を免れたり備蓄が役に立てられる場合も多いでしょう。

 

また、備えてあればあるほど、大事にしたいどなたかにシェアしすることも可能になります。

 

そして、トルコでは復旧までにあまりに時間がかかりすぎるため、現地を離れる人も相次いでいます。

生活困窮が数年も続いていくことはなかなか大変なことではあります。

自分はどうしたいか、どういきていきたいのか、そしてそのための決断は早いほうがいいでしょう。

 

映画サバイバルファミリーでも描かれていましたが、実際に大地震やなにかしらの有事があったら都市ほど生活が難しいでしょう。そのうちに回復する、そのうちにと待っているほど状況がどんどん悪化もしてしまうものです。

あらかじめ、どうするのか決めておけば、いざとなった時に行動できるはずです。

 

 

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メモ20230221