生きていく上で嫌われるよりも
人に好かれる方がきっと生きやすい
だから嫌われたくないって
そう思うこと珍しくはないですよね
だけど
嫌いになりたくない
これはどうなんだろうな
私は長年ホント無意識でしたが
この思いが自分の中に強く根付いていました
嫌いになりたくないって
ん?どういうことだろうって
俯瞰すると自分でも疑問を持ちます
だって嫌いなものは嫌いだし
好きなものは嫌いにならないし
だけど私は好きなものを嫌いにならないと
いけない状況がありました
それは父
あまりに精神的に子供で
父親になるべきじゃなかったその人
今でも思い出すとイラッとする存在
だけど本当は好きだった
好きでいたかったけど好きでいられなかった
好きだという思いは一ミリも出すべきじゃない
3歳の頃両親が離婚し
シングルマザーの側にいる幼い私は
ピッチリとその思いを封じ込めました
お父さんの、お、の言葉が
のどの奥から出せませんでした
あまり抵抗なく出せるようになったのは
20代になってからと記憶しています
憎むべき存在、母の、家族の、敵
言葉にするのももったいない
母の悲しむ顔を見たくない
そして、そうしないと生きていけない
きっとそう思ってたんですね
父は学生時代に病死して
姉妹でお通夜にも出席したので
形式的なお別れは出来ているのですが
気持ち的にお別れ出来たのは
今目の前に父がいたとして
思いっきりグーでパンチしたあと
本当は好きだった
好きでいたかったって
エアーでぎゅっと抱きしめた時かもしれません
ちょっとオヤジ臭がしました(なんて)
自分の中の嫌いになりなくないの
謎が解けた出来事でした
