一日で
里雪
ドカッ~~~ンと
来ました~~~
まっ、新潟の冬ですしね
こういう時は、緊急性がないのなら
難を避けてできるだけお家にいるに限りますね
ということで閑にあかせて
かねてより思っていたことなのですが
『よろこび』という同じ訓であっても
それぞれの漢字の意味の違いがなへんにあるのか
調べてみました
「よろこび」
喜
神に祈るときに鼓をうって神を楽しませる の意
悦
祝(はふり・器を戴き祭卓の前で人の口を以って神に交わる者)
の上に神気が彷彿として下り、
祝(はふり)が恍惚の状態となる、その心意
歓
祈りが成就される の意
慶
神判による勝訴
神判に用いた勝訴した神羊の胸に
心字形の文飾を施し、吉慶のしるしとする の意
ついでに
「たのしみ」も
楽
手鈴の形。手鈴を鳴らして神を呼び、神を楽しませる の意
大神神社のご祈祷でたしか神職さんがそういうの鳴らしてましたね
愉
病苦を除いて心安らぐこと
娯
巫女が祝禱の器を捧げて舞い、神を娯しませる形で、
呉が初文
も一つ
「わらう」
古事記の上巻
天の岩戸隠れの段で
天宇受売・アメノウズメ命が神懸かりした時
高天(たかあま)の原 動(とよ)みて、
八百万の神共に咲(わら)ひき。
という文の
笑うを咲うという表意文字を用いたその趣を感じて欲しいと思召す
当時の文字のスペシャリストであらせられるであろう
太安萬侶先生の意をワタクシなりに酌んで
とりあえず調べてみました~
笑
若と同じく、巫女が両手をあげ、首を傾けて舞う形。
咲
若と同じく、巫女が手をかざして歌舞する形。
えらぎ(激しく?)笑うことが、神を楽しませる方法であった。
口
祝禱・盟誓を収める器
なにやらお立ち台で体をくねらせ踊るワンレンボディコンの
お姉さんたちの姿を彷彿とさせる描写ではありますが、
巫女さんの活躍だけではなく、
祝詞を上げる祝・はふり(巫男?さしずめ当時のDJか)の活躍も
観じてほしいという思いで
わらひに咲ひという口編のある漢字を安萬侶先生は使ったのではないかと
推察するのでありまする
また、高天原全体がヒを乞う想いの共鳴振動で動(とよ)み
八百万の神々が共に恍惚となって笑いが伝播する姿は
巫女・雌蕊と祝・雄蕊を中心に
蕾が徐々に花開いていく姿にも似て
花は芳香を放ち人を酔わせる大山蓮華の花のような~
想像するだに私の心も明るく豊かなる心地す
なのでありました
天の岩戸隠れの段は
この後 布刀玉命(ふとたまのみこと) によって
岩戸が戸締りされるようなのですが、
昨今の映画「すずめの戸締り」は天照大御神ご自身のご自身による
岩戸の戸締りをテーマとしているのではないかと感じたのですが
さて、如何に?
そうこうしているうちに
散歩の時間となりましたんで、
今日の妄想娯楽はここまで
また覗きに来てね~
ありがとうございました