家庭は家庭、壊すつもりなんてない。だけど、家庭では満たされない何かがある。
もう一度書く。家庭を壊すつもりなんてない。家庭が悪いわけじゃない。
だけど、守るものがあるから、時には僕たちも肩の力を抜いてもいいよね。
昨日夜景を見に出かけた。
そのスポットにはたくさんのカップルがいた。そして、色々なカップルが。
人ごみや寒さからカノジョさんを守ろうと、時々に「大丈夫?」と声をかけるカレシ。そんな微笑ましい恋人たちもいれば、お互いがお互いの存在を認めながらも、それ以上の期待を求めないだろうカップルたちも。
僕たちにも若い頃はあった。出会った頃はお互いの存在を認め合う以上にお互いを求めていた。そう思う。
会えない時間が長くなれば不安になったし、キミの笑顔をしばらく見ていなければ、その笑顔をつくるためにプレゼントもした。キミの心が、いつまでも僕から離れないように。
けれど、キミという存在はあの頃のそれとはずいぶん違って感じられる。もちろん、悪い意味ばかりではなく。キミがいなくなるなんて考えられない。そう思う。けれど、それはもしかすると幼い頃に大人たちから感じた義務感だとか責任だとか、そういうものによる感情によるのかも知れない。
僕たちはきっと、いつまでもあの頃のように何かを求め続ける運命にあるのだろう。何かが、誰かが悪いわけじゃない。不満だって大きなものじゃない。
単純に、僕たちはいつまでも男であり、女でありたいのだと思う。そういう意味で、誰かに認められ、誰かに必要とされたいのだと思う。
不器用なカタチだけれど、僕はキミに期待しているよ。
