博多駅ビル屋上公園で山座同定を、真面目に取組む夫の長兄夫婦と我等夫婦は、と言っても私ひとりはチンプンカンプンで辺りを見渡すだけでしたが、遡る事およそ3時間前、緑溢れる、多分、鉾立山の裾野にテーマパークのごとく切り開かれた南蔵院に夫の両親、兄、叔母の墓参りをしておりました。日本一長い涅槃像のあるソコは強力なパワースポットで観光地にもなっていますが、お寺の方では主旨を外れた軽薄な大型バスはお断りをしているそうです。
 
「C-3PO」仕様
アナウンスもC-3POでしたから通訳が必要な、アトラクションのトキメキありましたよ。羽田から博多迄これに乗り、この旅は始まりました。
 
博多に住む長兄夫婦と、羽田から出向いた私達は篠栗線で合流して南蔵院へ。
 
城戸南蔵院駅近く
義兄夫婦は十月桜だとか、そうではないとか、熱心に話していました。
 
でも桜には違いないと結局、夫婦の見解は一致したようで、傍で聞いていた私はホッと胸を撫で下ろしました、と、正にそんな気持ちでした。
 
長兄夫婦は今年7回目の参拝だそうで、私達が行く時も必ずガイド役を買って出てくれます。そしてこの長兄は歩くのが速く、後続に構わずサササと目的地に進み、結果、今回は涅槃像の正面に回ることはなく背後を通過しただけでしたよ。しかしながらココぞのところでは足を止めて解説もしてくれて、それが今回は役行者、2ヶ所でした。
 
大きな役行者
足元のパック酒と比較すると等身大以上かと。
 
小さな役行者
同じく酒パックと比べると、大きい方の膝にも及ばないサイズではないかと思われます。
 
不動明王
大きい本物と小さい偽物(夫)

 

 

何処かのリーフレットか何かに使われているのと同じ対象物ですが、それは違うアングルから、遠近強弱ど迫力に撮られており、そのセンスと腕の違いにショックしています。

 

 
こうしてバタバタと参拝を終えると博多駅に戻り、ランチに沖縄料理をご馳走になりました。私は大好きなゴーヤチャンプルのセット、3名はソーキソバセットを食べていました。そして食後が、本ブログ冒頭で触れた駅ビル屋上の山座同定・・・
 
博多駅ビル屋上公園
手摺りに山名が書いてあります。
 
あれは立花山だと、3名の意見が合いました。
 
ビルの間に飛行機が降りてきました。
博多空港はビルの狭間にありますね
 
屋上奥に鉄道神社
さすがJR駅ビル
 
この後、長兄夫婦に見送られて新幹線で新山口駅、そして湯田温泉に移動しました。
 
本日、南蔵院のある鉾立山のピークは踏んでいませんが、これにて第一目的Hの旅は終了しました。
 
Yの旅に続く真顔