次元ハット | 秋と廃墟と午後の雨

・不便とロマンの境界は曖昧だ。

不便なものを出来るだけ取り除いて取り除いて、効率的なものだけを残していった結果、ロマン自体がその物から削ぎ落ちてしまっていることはままある。

かといってロマンの塊を不便と切り捨てるのはとても簡単だ。

どこまでを残し、どこまでを機能として残すのか、その調整は製作者にゆだねられ、最終的なその是非は利用者にゆだねられる。

 

・しばらくの間家を空けているのだが、どうにも作業がはかどらない。

環境の問題と言えばそれまでなのだが、前々からよくあることなのだが、私はどうにも飽き性らしく、一個の作品に時間をかけすぎると飽きてしまうらしい。特に絵を描くことに慣れてない人間だもんで、たくさん描かなければならないとなるだけで気持ちが落ち込む。

だから絵を一日一時間だけ描くと決めて、それ以外の別の時間を休みの時間にしたり、漫画を読んだり、DVDを見たり、映画を観たり、頭の中の何かを言葉にしたりしていかないとままならない気がする。

曜日ごとにこれをすると決めてもいいのだろう。

 

・私はジュースやお酒やコーヒーや紅茶があまり得意ではないのだが、ピクニックというジュースのフルーツオレ味だけは今でも普通に飲める。ジュースを飲むと大抵飲み切る前に飽きるか飲まなくなるのだが、これだけは最後まで美味しく飲めてしまう。

小さい頃に飲んで美味しかったという記憶が強いのだろう。なぜかこれだけは小さい頃から大好きだったから、それが未だに結びついているのだろう。

 

・ねむたい