↑さあ、わたくしを撫でなちゃい❤️

          by りんさん




夜空の美しさに

あなたはいつ気づきましたか?


わたくしは中1。



その頃、自宅は新築に。


憧れの、二階建て。

憧れの、二階の子供部屋。

憧れの、部屋にバルコニー付き✨


しかし、ここは住宅街。


夜にバルコニーへ出ると、

部屋の明かりにより

ご近所さんから丸見え。


天気の確認程度しか

夜空を見ることはできません。



違う。そうじゃない。


ハイジみたいに寝っ転がって

夜空を満喫したいの。



ある夏の夜。


そんなささやかな夢を

叶えることにしました。


はたから丸見えに

ならないように、


部屋の電気を消して


いざ、バルコニーに寝っ転がり


夜空を仰ぐ中1のわたくし。



そよそよ、、、


夏風が柔らかく通ります。



ジー、、、ジー、、、


夏虫が庭で穏やかにないています。



夜空にはいっぱいの星。


新月だったのでしょう。

月は出ていません。


バルコニーの床は

コンクリート塗り。

寝っ転がり続けるには

ツライ、、、。


しかし、夢は叶ったデレデレ


あー、、、

今夜はこのまま、

ここで寝てしまいたいデレデレ



今度はうつ伏せに。



視覚は遮断されました。


聴覚と触覚と嗅覚で

夏の夜を満喫です。



穏やかな気分でいると

手の内にフワリとあたるものが。


何?これ?


手の平で優しく触れました。


葉っぱかな?


もう一度、優しく撫ぜてみました。


フワリフワリと、少し動きました。


虫?

、、にしては大人し過ぎる。。



でも、ハイジ気分でいたわたくし。

全てがメルヘンにしか思えません。


虫さんも夜空を満喫かしら?


そのくらいの受け止めです。



私の撫で撫でに

フワリフワリと応える

正体不明の虫さんと

ひとときを過ごしました。



さて、部屋に戻ろう。



目を開けて、


虫さんにお別れすべく

手を上げると、、


闇に見えたソレは

巨大なゴ○ブリゲローゲローゲロー



人間ビックリし過ぎると

絶叫できないのか、

わたくしは脱力して

ノロノロと部屋へ。。。



ゴ○ブリは、落ち着いた様子で

逃げも隠れもしません。


むしろ、優しいひとときを

一緒に過ごしたわたくしに

お礼さえ言っているような感じです。



ごめんなさい。


わたくし、あなたのこと

かなりムリです。




しっっっかり窓を閉め、


一階へ降り、


しっっっかり手を洗いました。




バルコニーで夜空を満喫する夢は

中途半端に叶いました。



その後。


わたくしの中で

夢は叶ったということにして、

二度とバルコニーに

寝転がることはありませんでした。



🌀🌀🌀🌀🌀🌀🌀🌀🌀🌀🌀


本日も浅い話にお付き合いいただき

ありがとうございますウインク