こんにちは

千紗です






平成の元年をまたぐように
当時、大学生だった夫とのお付き合いが始まりました

その後

夫は関東に就職して
九州と東京の遠距離恋愛が始まって…


月に一度会って
毎日電話して

あの頃はまだ携帯が普及していなかった時代

テレカという
公衆電話で使えるカードがあってね

夜の9時になったらかかってくる電話を
毎日、家の電話の前で待ったなぁ〜


1年ちょっとの遠距離恋愛を終えて結婚した時、
夫が持ってきた荷物の中には
ものすんごい数のテレホンカードがありました

あの頃の私達を繋いでいたテレカを
ほの切ない思い出とともに
何度引越ししても捨てることが出来ずに
ずっとずっととってあります



平成という一時代も
もう今日で終わりなんだよね


昭和から平成に変わる時も経験したけれども

まだご健在の天皇の退位という
かつてない貴重な経験を
いま、迎えているということになるんだよね



私が過ごした平成は
夫と共にあったともいえます


そのほとんどの
どの日にも

わたしの心には
夫が住んでいました


たくさんの

ほんとうにたくさんの思い出が詰まっている時代です




私はいま

夫とは別居して
離れて暮らしています


子供達から近況を聞くことはありますが
4年以上、音信不通といってもいい状況です


好きなことを
好きな時間に
好きなようにやれる気持ち良さは


「そうだー
きっと、これがやりたかったんだね」
「わたしのまんまで生きたかったんだね」

って思うこともあれば


「もすこし違う道もあったのかな」

って思うこともあるよ



誰に遠慮することもなく

誰の顔色を伺うこともなく

好きなように

思うままに



それが
わたしが望んだこと



それは

誰といても


例えば夫と一緒にいたとしても
そんなわたしでいられる

ってことを望んだってことでもあるんだよね



夫がいるから出来ないことでも
夫がいなかったら出来るってことでもないんだよね




そんな中でもね


ずっと

なんでかなぁ〜
なんなのかなぁ〜

って
思うことがあって



夫のことを好きなのか好きじゃないのか

愛してるのかもう愛してはいないのか


そんなことは別にどうでもよくて



執着とか固執とか
それとも違ってて

夫と一緒じゃなきゃ、とか
やり直さなきゃ、とか
微塵も感じてないけれど





どうもねぇー




近くに…



そっとでいいから
近いところにいたいんだよなー…


離れ離れでいても
感じてたいんだよなー…






その存在とぬくもりを






そんなふうに感じていたの




「ネクストだ〜〜!」
と言いながら
ネクストを探すわけでもなく

「もういらん!
わたしのこの先の人生には全く関係のない人だ」
とハッキリと思うわけでもなく

いつも
ぼんやりと

ただぼんやりと

夫が心の中にいるのはなぜ?



そんなふうに感じているわたしがいたんだよね




そんでね



なんかねぇー


ちょっとわかった気がしました







私の中に


愛し抜きたい私がいた






ひとりを。。。





結婚して
九州を出て
誰も知る人のいない土地で暮らして
子供が出来て
家族になって
家庭になって

一喜一憂した日々を



わたしの人生の中の
最高の喜びと最高の悲しみを共にした

たったひとりを



愛し抜きたい私がいました



愛し抜けなくなって
悲しいな

と思っている私ががいました






あのね



私はたぶん

夫を愛しています



それは
私のためです


「愛し抜きたかったなぁー」
という私のために

私は夫を愛しているのだと思います






そしたらもう

愛し抜いてあげればいいじゃない?



離れていても


一緒でなくても



そこに変わりはないんじゃない?




ふと

そんなふうに思いました




そしたらスッキリしました





平成の終わりの日に

夫とともに歩んできた平成に
思いを巡らせていたら



「わたしは
わたしの感じる通りに生きるよ」

そんな信念にも似た感覚が

「ありがとうね」
という感情ととともに
溢れてきたんだよね




きっと、

きっとね


わたしはこの先も

夫というひとりの人を
愛していくと思うんだよね 

次に誰かを愛したとしても



それでいいんじゃないか ?

キッチリ分けて考えなくてもいいんじゃないか?


そう思ったら
すごーく楽になったよ



平成最後の日に

平成を生きたわたしと

同じように平成を
心を込めて生きたあなたに

感謝を込めて






 

 

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