隣に君が居る

いつまでなのか

知りもしないけど

そんなふうに

考えるなら

価値も違うと

思ってしまうような

小さな胸は

今すぐここに

置いて行くから

お願いなんて

一つもないよ

優しさだって

それぞれの秘密


隣に君の寝顔

明日があるなら

今を生きるからと

わざわざ口に

する事もない

窓の外には

夜半の光

月は低くて

木々の手のひら

花は散るけど

やっぱり僕は

ここにいるから

それだけでもう

幸せな時