愛想が悪いって陰口を叩かれ

一方的な言葉に傷付いたって

言い返してやろうなんて思わない


本当はとことんやり返して

恥でもかかせてやりたい気持ちもあるが

ぼちぼち俺だってスッ飛んでいたいんだ


狭っ苦しい仕事場でも

どこまでも自由になれるんだって

ぼろぼろになっちまった俺が言っている


社会の底辺からの現実逃避

負け犬が負け犬を追い立てる夕暮れ

無駄に走らされて火照った体


息が上がって死んじまいそうになったって

俺は丸ごと全部無視してやろうと

冷凍庫に顔を突っ込んだまま氷をかじるんだ