静かな夜が好きなのは

耳を澄ませていたいから

祝いの席さえ遠慮する


疲れた我が身に愛着を

変化が怖いわけじゃない

単なる口癖その程度


一人でのんびり歩きたい

確かに愛しているのだと

いちいち問うのも野暮だもの


私は私を歌いたい

語り尽くせぬ虚と実が

自ずと求める理か


誰にも言いたく無い事や

騙してやりたい見聞も

吹けば飛ぶから参ったな