海謝美(うんじゃみ)日記 青いドラム缶
ビーチクリーニング@はにぶ。
雲ひとつない。
真っ赤な朝日が昇るかも。
家庭菜園談義。
朝日が昇ってきた。
波打ち際のドラム缶。
重たい
二人がかり。
海水が入っているようだ。
栓を開ける。
海水を出す。
これで軽くなる。
地球が重たい
成功~
ひとまず、玉を運び、
ドラム缶を運び、
次の浜。
疲れ果てたか
北風に吹き寄せられて、
南ほどゴミが多い。
きょうの成果物。
あしたは、「はにぶ」においでください。
滑走路の西の端です。
星の写真は、こちら に掲載しています。
海謝美(うんじゃみ)日記 レディ~スパワ~ \(^o^)/
ビーチクリーニング@いの~がま
レディース4人組
こちらのレディースが手にしているのは、
Ata 農園の白菜
目の下にゴミ。
寄り道。
来てみると、次の浜に移動するところ。
早退するそうです。
隣の浜に来てみると・・・。
予想どおり
波打ち際に浮き球。
落としちゃった
波が来る~~
ダッシュ
間に合った
大勢の、
レディが来たくれたので、
1日で終りました
波がお尻を洗う
漁船が出ていった。
整理。
レディースのひとりは、初参加でした~
お土産をいただきました。
と~とぅがなし~
きょうの成果物。
「ハイサイ探偵団」が僕らを紹介してくれました~
9:00分あたりからです。
あしたは、「はたんじ」へおいでください。
星の写真は、こちら に掲載しています。
みじらしゃうたしらん(愉快な歌を歌おう)
「大島地区社会教育関係団体会報」への寄稿を依頼されました。
「ゆがぷう劇団」の活動の紹介です。
メンバーの助けを借りて書き上げました。
「ゆがぷう劇団」の活動の紹介です。
メンバーの助けを借りて書き上げました。
このたび、会報をいただきました。
歌を作り、絵本を作り、エプロンシアターがネットで公開されました。
一区切りつきました。
これまでの活動を総括したのがこの原稿になりました。
次のステップで何をどうするか?
みなさまのお力添えをいただきながら活動していきたいと思っております。
これからもご指導、ご鞭撻、そしてご協力を賜りますよう、
よろしくお願いいたします。
みじらしゃうたしらん(愉快な歌を歌おう)
~「ゆがぷう劇団」の活動について~
ゆがぷう劇団 風来坊
1 はじめに
~「ゆがぷう劇団」の活動について~
ゆがぷう劇団 風来坊
1 はじめに
母語はその地の文化の根幹となるものであり、与論のことば「ゆんぬふとぅば」も例外ではありません。
ところが、子どもたちだけでなく、その親世代も、母語である「ゆんぬふとぅば」を聞き取れない、話せないのが現状です。
そのため、「ゆんぬふとぅば」は、ユネスコにより消滅の危機にあると判定されています。
このまま放置すれば消滅していくことは明らかであり、多くの方々が「ゆんぬふとぅば」の継承に尽力されています。
また、こども園や学校では、あいさつや学習、発表会などを通して、「ゆんぬふとぅば」の習熟に力を入れています。
問題は、母語習得年齢の子どもたちに、どのような形で「ゆんぬふとぅば」に触れさせるかということです。
おもしろく、楽しく「ゆんぬふとぅば」に接するような機会を子どもたちに与えるような活動をしよう。
そのためには、「ゆんぬふとぅば」で劇をして、子どもたちに見せるのが最適ではないかと考え、2015年12月に「ゆがぷう劇団」を3名で発足させました。
2 取組の概要
2 取組の概要
(1)エプロンシアター
劇団を発足させたものの、団員にはそれぞれ仕事があり、スケジュールを調整して全員で劇をすることは困難でした。
ひとりの都合さえつけばできるもの、ひとりでできるものということでエプロンシアターにしました。
某社がエプロンシアターのキットを販売しています。その中から、「三匹の子ぶた」を選びました。
単語が豊富にあり、「ゆんぬふとぅば」に訳しやすいものを選びました。
「三匹の子ぶた」には祖父母などから継承する名前、「ヤーナー」を与えました。
それぞれ、「はに」、「まにゅ」、「じゃー」です。
残念なのは「オオカミ」です。
与論には「オオカミ」がいないので、「ゆんぬふとぅば」に「オオカミ」がありません。
そのまま「オオカミ」とせざるを得ませんでした。
初演は2016年3月16日。与論小学校の1、2年生に見てもらいました。
以後、こども園、小学校、中学校、老人ホームなどで、現在も披露しています。
他の演目も見てみたいとの要望があり、ふたつ目を太陽、雲、風など身近なことばが出てくる「ねずみの嫁入り」にしました。
これも「壁」に該当することばが思い浮かばず、年長者に聞いてまわりました。
「フビ」が該当しそうなのですが、周囲の「ゆんぬふとぅば」の達人たちに聞いても「知らない」という人が多く、「フビ」を使っても理解できないのでは意味がないということで、残念ながら「壁」をそのまま使うことにしました。
初演は2016年12月14日。与論小学校の中・高学年が聴衆でした。
いまのところ、演目はこのふたつだけです。
あまりレパートリーを増やす予定はありません。
同じ話を何度も繰り返し聞くことによって、少しずつことばを身につけていくのではないかと思っております。
実際に、「初めは難しくてことばの意味が分からなかったけれど、少し分かるようになってきた」という感想を、子どもたちから聞いています。
各学校から「ゆんぬふとぅば」学習の時間に上演を依頼されることが多く、最近では子どもたちが、劇の一部を一緒に演じるなど、活用の幅が広がってきました。
2018年8月に国立国語研究所がふたつの演目をビデオ収録し、2019年11月に公開しました。
「三匹の子ぶた」 ⇒ https://kikigengo.ninjal.ac.jp/yoronkobuta.html
「ねずみの嫁入り」 ⇒ https://kikigengo.ninjal.ac.jp/yoronyomeiri.html
(2)絵本の作成
「ねずみの嫁入り」 ⇒ https://kikigengo.ninjal.ac.jp/yoronyomeiri.html
(2)絵本の作成
言語の研究者と交流する機会があり、与那国のおもしろいことばとイラストの組み合わせを紹介していただいたことがあります。
それを真似て、「みじらしゃゆんぬふとぅば(おもしろいよろんのことば)」を編集しました。
これらの文をイラストにしてほしいと横浜美術大学の八木美穂子准教授に依頼したところ、「学生たちにも描いてもらいます」との回答をいただきました。
2017年9月に、八木先生を含む4名が来島されました。
島内随所を散策、体験し、「みじらしゃゆんぬふとぅば」の世界を描いていただきました。
滞在中、子どもたちを対象にした絵画教室を共催しました。
参加した子どもたちにも「みじらしゃゆんぬふとぅば」の中から好きなフレーズを選んで描いてもらいました。
2019年9月、絵本が完成しました。
子どもたちのイラストも数点採用しました。
「ゆんぬふとぅば」に不慣れな読者がネイティブの発音を確認できるよう、メンバーが本文を朗読し、CDにして添付しました。
こども園、小学校、中学校、高校、そして町立図書館に寄贈しました。
子どもたちが喜んで読み、「ゆんぬふとぅば」を覚えて口にする姿が見られました。
町民には、11月のフリーマーケット、12月の産業祭で頒布しました。
予想以上に反響があり、特に子育て世代の関心の高さを感じています。
「みじらしゃ ゆんぬ ふとぅば」
「みじらしゃゆんぬふとぅば」を編集しているうちに、これらを歌にしてみたらどうか、ということになりました。
与論を基点に活躍している歌手の川畑アキラさんに曲をつけてもらえないかと依頼したところ快諾してもらえました。
さっそく作詞に取り掛かりましたが、1年ぐらいかかって、やっと「みじらしゃうたしらん(愉快な歌を歌おう)」ができました。
川畑アキラさんにも作詞の最終作業に加わっていただき、曲は、2018年6月3日に完成しました。
2018年11月10日、与論小学校の学習発表会で、子どもたちが川畑アキラさんと共に「みじらしゃうたしらん」を初披露してくれました。
2019年11月14日の小中高音楽発表会でも川畑アキラさんと小中高校生が歌ってくれました。
2019年度の防災無線による帰宅を促す夕方の放送に採用され、島内に流れています。
曲や歌詞についての問い合わせが多かったことから、教育委員会が役場発行の町報に歌詞を掲載してくださいました。
「みじらしゃうたしらん」
最近、僕らのことを、「ゆんぬふとぅば」でエプロンシアターを演じる芸人さんととらえているのではないかと感じることが多々あります。
僕らのねらいは、「ゆんぬふとぅば」を使える人には「ゆんぬふとぅば」を使って、子や孫に「ゆんぬふとぅば」を伝えてほしいということなのですが、僕らのねらいが伝わっていないような気がしています。
エプロンシアターを演じ、絵本や歌を作っても、それは素材を提供しただけです。
素材をどう利用するかは、利用する現場にいる人の意識にかかっています。
現場の人にどのように喚起するか、使いこなせる人にどのように使っていただくか、これからの課題だと思っています。
ご理解、ご協力を賜りましたみなさまに深く感謝申し上げます。
星の写真は、こちら に掲載しています。