自分が離婚するまで、養育費の不払いがこんなにあるとは知りませんでした。

一切関わりたくないという理由で
断っている方もいるようですが、
途中で途切れたりすることもよくあるようです。


公正証書を作れば、強制的に差し押さえられると思っていましたが、
それでも不払いが多発しているのが現実。


養育費は子どもの権利であり、親の義務です。


離婚しても我が子には変わりないのだから、
育児が出来ないのであれば金銭を支払うのは当たり前だと思います。


私たちも養育費の取り決めをし、
20歳になるまで夫に払い続けもらいます。

養育費の額は夫から提案され、
夫の年収から算定すると妥当な額でした。



ある日、所用で帰宅した夫と養育費の話になり、
「君が結婚したら養育費は支払わなくて良いんだよね?」と言い出しました。


私はその言葉を聞いて、夫と縁を切りたくなりました。


この人は本当に息子を愛してないんだな。
と思ったからです。


息子に愛があるなら、養育費を払い続けようと考えるはずなのに、
時間が経つにつれ十数年のしかかる支払いから逃げたくなったのだと思います。


私が再婚しても養育費の支払い義務がなくなることはないと伝えると、
「そう聞いたんだけどなぁ」と何とも言えない様子でした。



離婚して良かったを超えて、
結婚したことをこんなに悔やんだ日はなく、
絶縁が頭に浮かびましたが、
それは得策ではありません。


「私は結婚には懲りたし、息子の為にも再婚する気はないから20歳までお願いします。」


腹の底から湧き上がる怒りを抑えながら、
夫にこう言うだけで精一杯でした。

そして、何が何でも養育費の支払いから逃がさないと心に誓いました。