少しずつ育児にも慣れてきたころ、
自宅でできる仕事を始めました。
子どもの昼寝中だけじゃ終わらないこともあり、
そんな時は夫に協力をお願いしました。
もともと夫は仕事をしている私に好意を抱いてくれました。
だから、家での仕事にも協力的で子どもの面倒を見てくれました。
「やっぱり仕事してる時の顔好きだな。」
昔なら素直に受け入れられたけど、
仕事してない私は好きじゃないのね。と卑屈な気持ちも芽生え始めました。
あなたの希望で退職したのに。
あなたの希望で子どもを産んだのに。
あなたが希望した私は好きじゃなく、
仕事をしている私が好き。
つくづく勝手な人だなと呆れました。