松本散策 ~ 旧制松本高等学校跡 | ”明日は何処へ”

”明日は何処へ”

平成30年春に定年退職した初老の爺が、
豆柴タロウと伴に目を凝らし耳を澄ませて、
日本のいいとこ発見の風まかせ行脚。

 

われらの青春ここにありき

 

 

中学生の時、この本を読んで、

なんとしても旧制松本高校(現信州大)の思誠寮に入りたいと

思った。

 

高校でもそれなりに努力(自己評価で)したのだけれど、

数学・物理が苦手で、国・公立の5教科入試は突破できず。

 

先日、松本の「あがたの森公園」へ散策に行った。

ここは、松本高等学校学舎と思誠寮があったところ。

20歳の時、蝶ヶ岳登山の帰りに寄った時以来だから

実に47年振り。

 

ヒマラヤスギの並木

 

47年前の並木道

 

松本高等学校記念館に入館した。

当時の思誠寮の面影がいっぱい。

 

寮長の部屋の再現

 

山岳部の功績

 

47年前の校舎と現在

 

 

思誠寮入寮の夢は果たせなかったけれど、

あの本との出会いが、

今の僕を安曇野に住まわせているのかも。

 

大学には行ったけれど、

アルバイトしてお金が入れば山に行く

そんな4年間だった。

 

記念館で、松高のマントと帽子を被って。

 

松本高等学校跡

   われらの青春 ここにありき

思誠寮は既になく、石碑が残るのみ。

 

47年前の石碑前で。信大の学生が思誠寮で暮らしていたころ。

 

昭和の時代、「青春」という言葉が普通に使えて、

なんか、清々しくて、ちょっとバンカラで。

 

そんな時代の思誠寮、入りたかったなー(T_T)