おはようございます!

 

昨日の続きです。昨日のブログではS玉県の入試制度から生じる軋轢について考えてきました。

 

簡単にいうと、北辰テストの偏差値70って差がつかない偏差値70なんです。

本来であればもっと難しいテストで成績を振る必要があるんですが、今の埼玉県の入試では北辰テスト偏差値70の子を更に学力別には分けられていないという不幸を生んでいます(それ未満の高校では北辰テストの偏差値による振り分けが機能していると考えられます)。

 

つまり、公立最上位高に入ったらこんな感じの分布になっているような気がします(御三家各校で割合は違いそうですが)。

①北辰偏差値70且つ駿台模試偏差値60以上(10%)

②北辰偏差値70且つ駿台模試50-60(35%)

③北辰偏差値70且つ駿台模試50未満(40%)

④そもそも北辰偏差値70未満(15%)

①は東京一工医学部狙える層、②は高校で頑張れば①を超えれる可能性のある層、③は相当頑張らないと厳しい、④は本当に厳しい

 

と言うように、上から下までの学力格差が一番大きいのが公立最上位高であるというのが我が子の模試の校内分布とかを見ていると感じます。

 

で、何が問題か??それは特に英数(と物理)の授業を誰をダーゲットにして行うかということなんですよね。我が子高では③以下の子を対象にした授業やテストが行われてしまってます(他2校がどうかはわかりません。。。)。ただ、我が子の話を聞いていると、③,④の子の一部はすでに色々諦めている子も多い様に感じます。なので、先生達が一生懸命救い上げようとしても、あまり効果がない。。。(成績不良や不登校による退学者、留年者も10人程度います)

 

それなら、①,②のやる気のある子達をターゲットにした授業を展開したり、習熟度別の授業をするのかというとそういうこともありません。我が子高の進学実績の悪さはこの辺りが影響してそうです。他の2校は大体、①、②の子は順当な大学に入学しているような気がしますが。。。それでも日比谷、翠嵐にはちょっと及んでいないような気がします

 

③に続く、かもしれないw