おはようございます!

 

ちょっと、昨日の重本先生のブログから、書きたいなあと思っていたことがあったんですが、いざ書き出すと全然自分の思う方向にいかなかったので、実は4回目の書き出しだったりします・

 

ちょっとまとまってきたので、我が子の志望のTK大について考えます(これ超ぼやかしがかかっていいですね。ナイス合併w)

 

我が子ですが、高校受験の時から、勉強面はオールラウンダーです(本人は理数科目得意だと思っているけど、おそらく平均としては英語が一番出来る)。突出して出来る教科もないけど、極端に出来ない教科もない。そして、それが比較的高レベルでまとまってます。

 

つまり、英数物化すべてが偏差値60-65みたいな感じです(駿台模試2年次)。

 

で、我が子の志望のTK大学の配点(共通テストは足切りのみ)

数学:300点

英語:150点

物理化学:各150点

はい、オールラウンダーには非常に辛い配点だと思います。合格最低点は400点(53%)ほど。数学物理で7割とれば、あと85点を英語化学で稼げば合格です。つまり、オールラウンダーより、数物特化型の人の方が受かりやすい受験形態です(まあ、女子割合は少なくなりますわな)。

 

我が子の受験を考えた場合は逆の発想になります。英語化学でどれだけ稼ぐか???8割は欲しいですよね。それでも計240点。数学物理で160点稼がなくてはいけません。7割だと190点必要になります。

 

因みに難易度は 数学>=物理>化学>英語 なので数学物理でホームランの子の方が有利です。

 

では他大学を見てみましょう。同レベルの工学部として大阪大学を考えます(2023年度の結果)。

共通テスト300点満点(ボーダー80%くらい):240点

ここはボーダーとれた前提で考えます。

 

数学:250点

物理化学:250点

英語:200点

大阪大学は数学=英語 なので、英語を疎かにしている人は受からなそうです。合格最低点は2次試験は340点(49%)ほど

 

数物で7割だと残り80点

英化で7割だとの頃95点

 

また、共通テストで85%=255点とれれば、325点くらいでも合格できます(学科によります)

 

共通テストの出来にもよりますが、英語が得意な場合は阪大の方が合格の可能性が高そうな気がします。

 

実は私が大学受験の時も↑みたいなシュミレーションは自分自身でやってました。どの大学を受けるのが自分自身に一番合っていて、結果を最大化できるのか??みたいなことですね。最近の子は大学のことを全然調べてない子が多かったりして、自身のストロングポイントを消すような受験になっている人も時々見ます(ブログやX等々)。

 

このブログでも書いてますが、理系は

地方国立>>マーチ理系(もしかしたら早慶理系よりも上の場合も)

です。また、旧帝大クラスはほぼ差はないので、無理に難易度の高い、T大、TK大、K大を目指して早慶の理系に行くより、北大、東北大、九大、名大、阪大の方がいい場合もかなりあります。

 

大学は4年間、就職は40年間。どちらを優先した方が人生が豊かになるでしょうかって話ですね。折角時間もコストもかけるので、大学受験だけでなく、その後の人生のQOLまで考えるといいのかなあと思います。