おはようございます!
暑い日が続きますが、そろそろ熱中症対策が必要ですね。特に受験生は水分補給は積極的に行いましょう。
さて、本題です。国立10大学(東京一工、旧帝大、神戸大)と私立大学について考察しましたが、今回はその他国立大学について考えていきたいと思います(現役生のみで考えます)。
ちょっと外れますが、今年の進学実績を見る限りは埼玉県の公立高校のトップ5は以下のようになりそうですね。
浦和>>>大宮>>>川越>>春高、市立浦和
我が子校は遂にトップ5からも陥落。こうしてみると男子校が圧倒的ですが、春日部高校については校風等々もあり、優秀な中学生の進学先としては避けられつつあるのかなあという感じがします。逆に川越高校は上手く西部地区の優秀層を吸収してますよね。特に西武線沿線、東上線沿線は人口の増加、塾の新設が著しいのでこのまま進学実績が上向いて行く可能性が高そうです。女子校は男子校に比べて厳しいですね(同じ理由が適用できるのであれば、川女の実績ももう少し上向きそうな気がしますが)。
高校入学時の成績は一女>川越 なのは明白なので本来はこの辺りまでは進学実績は伸ばせそうな気がするんですが、女子の特性上中々難しいのかな(一女も川女も中盤が厚そうに見えて、早慶上理マーチの実績も男子校に及ばずなんですよ。所謂難関国立大が負けるのは女子の特性上何となく理解しますが、その当たりも負けちゃうのは「特性以外の何か」が大きく影響しているような気がしてます)。
で、本題に戻ります。比較的人数の多い(10人前後)、以下の大学について考えていきます。
「筑波大、千葉大、埼玉大、東京外大、農工大、都立大、お茶大」
今年の一番のポイントは筑波大の合格者数が相当減ったと事です。前年比マイナス4、一昨年比マイナス8。筑波大が元々難関大学でしたが、ここ数年難しくなっている感じがします。また、筑波大が受験できる学力がある生徒は北大、東北大を受験しても合格できる学力があると思われます。なので、筑波大を受けられる子が北大東北大受験に回ったと考えるのが自然な感じがします。後は筑波大は薬学部や獣医学系がないんですよね。なので、今年の合格実績を見るとそちらにも回った可能性があります。
埼玉大合格者の減少、こちらも3年のトレンドを見ると顕著です。一昨年と比較するとマイナス5人となっております。これは
どうんだろうか。より上位大学に挑戦する子が増えているってことなんですかね。。。学力に見合った受験ができているのだろうか??
千葉大は昨年一昨年と比較して、3名増です。千葉大は英語で英検の優遇があるので結構固い人数で推移してますね。
東京外大も昨年に比べて3人増です。文系はそもそもの母体の人数が減っているのですが、今年は東大志望者より外大の志望者が多かったのかなあ。
農工大、都立大は一昨年に比べると3名ほど増加してますが、昨年と比べると横ばいです。近場の国立大なのでもっと人数が増えても良さそうな気がするんですが、高校自体がこの辺りの大学の受験を勧めてないのかな
お茶大は昨年一昨年比でマイナス4名となってます。やっぱり理系増加の影響なんでしょうか。お茶大の工学部はガチ工学部ではないけど、偏差値等々的には超難関となっており、理学部や家政系を避けると受験対象には入って来なくなるんでしょうか(女子的にはここはチャンス大きいと思うんですけどね、男子が受験できないので)。
国立大の合格者の傾向をみても、ちょっと理系シフトとなっており、ここ数年伸び悩んでいる印象を受けます。3年くらいでデータは溜ってきたと思うので、本年度の受験ではより一層の飛躍をして欲しいと願ってます。