おはようございます!

 

アメ限記事から特に問題のない部分を公開記事として上げておきます。今回はお子さん自身が「数強」と勘違いしている可能性があるから気を付けましょうという話です。

 

以下抜粋

今後大学の一般受験を考えている、ちょうど文理選択を考える方に考慮して頂きたい点を書いていきます。今回の「東大水準模試」から「数学」について所謂「小問集合」の問題が消えました。

 

恐らく、1~2年生の駿台模試、河合模試、進研模試等の数学には基礎が出来ていれば得点が容易な「小問集合」の問題が40-50点ほど配置されるかと思います。大体、小問集合の点数=平均点 となります。

 

なので、基礎がしっかり出来ているのであれば偏差値50は確定、後は記述の問題部分のみで差がつきます。ただ、全体の50-60点分しかないので、所謂「数強」の人たちのなかでは想像以上に差はつかないと思われます(基礎点40ー50点入っちゃうので)。

 

なので、例えば今後のオール記述模試で偏差値60の人と、偏差値75の人の差は2年生時点ではそこまで顕著な差になってない可能性が高いです。文理選択をする前に数学の得点状況を見てください。以下のような感じで数学の偏差値を稼いでいる人はオール記述模試になると対応出来ないかもしれません。

 

小問集合:満点(40点)

記述問題:5割未満(20-30点くらい)

合計すると70点くらいになるので、平均点40点のテストだと偏差値60後半になります。しかし、理系選択者のほぼ全員が小問集合満点の人だとすると、3年生の模試では理系選択者の中では残念ながら成績下位~中位になる可能性があります(母集団の問題もありますが)。

 

なので、2年生(特に1年生)までのテストのできで、理系文系を決めるのは正直酷だなあとちょっと思いました。