こんにちは!

 

何か、急に寒波が来るとか。冬休み前の大事な時期なので皆さんいつも以上に体調管理にお気を付け下さい。

 

さて、本題です。今日は早稲アカ大学受験部の進度の話をしようと思ったんですが、最近皆さんのブログを見ていて、皆さん勘違いされていないかと思ったのでちょっと上げておきますね。

 

理系を選択するとき、やっぱり数学、理科辺りができないから選択しないというような声も聞こえてきますが、果たして理系を選択した方は理系科目得意なんですかね?

 

所謂難関国立大学、東大、京大、東工大、阪大くらいを狙うのであれば数学、理科出来た方がいいというか、偏差値的にある程度できないとお話になりません。

 

理系定員でいくと上記4校で4000ー5000人くらいかなあ。20万人の理系受験生がいるとして、合格者としては2%、倍率を考え得ると5ー10%くらいの上位受験生が受けているものと考えられます。2%で偏差値70↑くらい、10%だと65~68くらいかな。何となく、河合塾の模試のC判定と近い感じですよね。

 

 

ではその下の大学ではどうでしょうか?北大、東北大、名大、九大辺りになると、偏差値55-60くらいがボリュームゾーンになってきます(除く医学部)。大体上位20ー25%くらいかな(ただし、超上位は↑の大学受けちゃうのでこの辺りにはいません)。順位としては4万/20万くらい?

 

更にその下の国立大学群(金沢大学、広島、岡山大学、新潟大学とかの地方の有力大学)だと、偏差値50-55くらい。30-50%くらいです。10万/20万くらい?

こういう風に考えるとこのクラスでは平均点とれればいいので、例えば金沢大学の工学部を考えたときにそこまでの数強、物理強はいないと思います(中には突然変異みたいな人がいるかもだけどそれは無視)。

 

なので、理系のハードルって皆さんが考えているほどは高くないですし、色々書いてますが、特に就職時の評価軸は文系のそれとは違います。なので、文系ほど難関大学にこだわる必要なしっていうのが、理系就職をしている私の感想です。文系って所謂早慶マーチ、難関国立大の人しかいませんが、理系は結構バラエティに富んでます。

 

じゃあ何が重要なの?っていうと、「分野」だと思います。そこは将来を見越して進学先は選んだ方がいいかな。文系と違って理系は学部学科を選んでしまうと、そこで就職先はほぼ決まって来る可能性が高いです。

 

ちょっと話がそれましたが、ブログをみていると超難関大前提の方が多く、数強以外理系選択は無理と思いがちですが、偏差値50-55くらいのボリュームゾーン(私もこの辺りだった)からすると、文系も理系も関係なし、なんなら就職時には偏差値勝負にならない理系の方がいいまである!っていうのが私の感想です。なので、理系に興味あるけど数学物理できないから文系のような消極的選択ではなく、興味ある方に進んだらいいじゃんっていうのが私の意見です。

 

ちょっと私のいる会社を例にだしますが、

文系の方:ハッキリ言おう、東京一、早慶>>>マーチ関関同立しかおらん(一部取引先関係の方がおられます)

理系の方:東京まあ、多い。旧帝も一部大学多い(昔からのお付き合い)、国立大学は専門により色々な大学の方が在籍。私立は少数派です。

 

こんな感じで偏差値をどう考えるかですが、就職までをパッケージで考えたら、数強でなくても理系選択して一発にかけた方がいいような気がします。。。