ふんてるの日常⊂((・x・))⊃

ふんてるの日常⊂((・x・))⊃

ごくごく普通な、どこにでもいる社会人の日常。

Amebaでブログを始めよう!

ども、年明けからずっとジットリとした体調の悪さに苛まれている、ふんてるです。

忘年会が生み出す二日酔いというデバフを忘れて、

CDJ最終日に臨んだのが悪手だったと本人は供述しており…。

まぁ体調戻ってきたんで良いんですけどね!CDJ最終日が地獄だったけど!もういいんだ!!

んでもって今、味覚嗅覚がないのであ~コロナなんだろうな~と思いながら家に籠っとります。

何はともあれ明けましておめでとうございます!(何はともあれ過ぎんだろ

 

ひとまず12月のハイライトです。

〇箱根一人旅

そういえば箱根一人旅に行ったんでした。

アバタローさんの動画で星の王子さまにハマって、

箱根に星の王子さまミュージアムがあるらしいのを聞きつけたのと、

なんか宿安くなるらしいというのもあったので思い付きでサッと1泊2日で行ってきました。

 

旅行のきっかけとなった動画

 

 

PCR検査証明書とか忘れて割引対象外となったりしましたが、結果的に行って大正解な旅でしたね。

まぁ宿代は3千円かさ増しされたくらいで…

アクセス便利なロマンスカー使わずに節約した分が吹っ飛んだくらい痛いけどまぁ多少はね?

(キャンペーン規約一切読まなかった自分がまぁ悪い)

 

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箱根の登山鉄道は風情ある山道やトンネルを、

スイッチバックしながら突き進んでいくので、乗ってて非常に楽しいですね。

夜は暗くて景色に味気ないので、箱根湯本に帰るなら夕方を狙うが吉。

 

・ポーラ美術館

まず訪れたのがポーラ美術館。

大阪時代にあべのハルカス美術館で展示やってたのを思い出して、縁を感じて行きました。

このときにやってたのが、ピカソのブルーピリオド展。

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まずこの青が良いよなぁ…とか分かった風なことを思いながら見ていって…

印象的だったのが、金が無い若き頃のピカソってのは

同じキャンバスに別の絵を描いては作品を作っていったと。

別のモチーフに何を上書きするかによって意味がアツくなっていくって工程が垣間見えて、

なんかいつかのインスピレーションの引出しになりそうだなとか思って見てました。

ピカソ展以外にも、美術館収蔵のモネやリヒター展示も迫力あって良かった。

 

・星の王子さまミュージアム

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この度の本命でございまして、ちょうど良いボリューム感のミュージアムでした。

作者のサン=テグジュペリの来歴を追ったり、星の王子さまのメッセージ性を深ぼったり。

中でもサン=テグジュペリの飛行機を落とした人は、ファンの人だったという逸話は鳥肌が立ちましたね。

そのサン=テグジュペリのファンだったパイロットは二度と飛行機に乗れなくなったのだとか。

事実は小説よりも奇なりとはまさに。

 

んで星の王子さまの物語がねー、分かりやすくも深い!優しい皮肉に溢れてて良い話なんだよなぁ。

「ほんと大人って数字が好きだよね」とか王子さまが揶揄してきたり、

「褒めてくれないと死んじゃう大人」、「人に言われたことしかできない大人」だとかが出てきて、

王子さまがひたすら変な人だなぁって揶揄ってるんだけど、

読者はちょうど良い距離感で大人を俯瞰して見せられるんですよね。

子供向けの話かと思いきや、もうめっちゃ身につまされる話なのだ。。w

疲れてる時に一読するとマジ沁み入るやつでさァ。

いやー俺はこういう物語を紡ぎたいぜ!とか思うのでした。

 

・彫刻の森美術館

箱根温泉を堪能した明くる朝、彫刻の森美術館へ行きました。

ここもね意味不明な彫刻たくさんあるなーってだけで周るには惜しい作品群がありましたねー。

音声ガイド聞くと作家の創作意図とかが聞けて面白かったです。

てかここにもピカソ館なるものがあって、

ピカソおまっ、どこでもおるやん…どんだけ多産やねん…

となりました。ピカソは彫刻もやってるんですね(それもお爺さんになってから

 

この美術館でのお気に入りはこの二つでした。

「断絶」という作品。
人間の皮肉が具現化されてる気がして好きでした。

 

「嘆きの天使」という作品。

戦争が絶えない世界を嘆いて代わりにずっと泣いてくれてる気がして好きでした。

 

〇M-1決勝からの、W杯決勝

箱根から帰った日がM-1の決勝だったんです。

この広告は素晴らしいなー、てかほんと忙しいなと思いながら、

家に帰ったら敗者復活戦ネタ一気見して投票!

 

 

オズワルドではないだろと思ったら人気投票で行っちゃうんだよなァ!

 

そしてウエストランドは正直、全く期待してなかったw

劇場で一番ウケてたネタを温存してその勢いのままにって感じ…

いやー番狂わせこそ人生の醍醐味だなー!とか思った!!

お笑いは今まで何もいいことがなかったヤツの復讐劇なんだよ」っていう、

前回M-1の時のくだりがフリになっててこれまた胸アツだったなー。

錦鯉に続き、チャンスの時間芸人がどんどん出世していくわなw

にしても真空ジェシカは毎回しっかり面白いんだけど、

突き抜けきれないというか審査員にハマらないというか…来年こそ爆発してほしい!

 

W杯もすごかったっすよ、アルゼンチンが2ゴール決めて。

あーもう勝ったわと思って寝ちゃったんですよね、箱根旅行とM-1の興奮疲れから…

んで朝目が覚めてみると同点PK決勝でメッシが優勝杯掲げててウワーッて。。w

 

〇健やかな死

そんなショックのさ中、更なるショッキング情報がいつもよりしつこい携帯の着信から。

なんかずっと鳴ってんなあとか思いつつ無視してたんですけど、

たまに兄貴がうざ電してくるので一旦お茶を濁してほとぼり冷めた頃に携帯覗いたら、

「ばあちゃんが死んだ」の文字。

しんでしまうとはなにごとだ!まずそう思いましたね。ドラクエの名言集をその頃読んでたのもあり。()

仕事納めも佳境を迎えつつあるタイミングだし、何よりM-1とW杯の興奮冷めやらぬ中ですよ。

でもそうは言ってられないので速攻で飛行機を取り、

仕事を深夜残業で何とかしてばあちゃんが待つ熊本へ。

 

小学校以来ですね、死が身近にきたのは。

老衰っていちばん理想的な死かもなぁとか思ったりしたのでした。

家族団欒いいなぁ、久々に姉も揃ってゆっくり話した

 

・どうしても生きてる

健やかな論理

頭空っぽにしてラーメン食う救い

〇ぼざろ

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アニメ良すぎて原作全巻買いましたよ、

アニメの先が知りたいというか妄想したいというか二次創作したいというか。

〇スラムダンク

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〇FF7リユニオン

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いっちょまえにコレクターズエディションを手に入れたが、封を切っていないとゆー。。

〇CDJ2223

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ライブ納めからのライブ初め
音漏れトイレ、ライブ音漏れメシ贅沢だ
寂しさと引き換えに自由を手に入れたい
自然に出る声なら出しても良いルールに
まえのほうトランポリンみたいになってる
さいしゅうび
村上宗隆のホームラン王で一時的な歓声を例に挙げる
年末年始は晴れ晴れとしていた天気

 

 

 

 

・BiSH

解散来年いっぱいまで活動するのかw(2023年になったら解散かと思った

中途半端な知見で見に来てる周りがポカーンなってる横で楽しいですね(ぴらぴろ

 

年明け後は座るか横になれる場所を探し続けていた

最終日はもうキュウソの「生真面目童貞25」と年明けアクトのフォーリミ「Swim」、

そしてPEAPLE1のライブくらい

それ以外もうぐったりしてるだけでしたw


バンプもミスチルもBiSHも入ってなかったfcに入ったはじめて

PEAPLE1

 

 

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ひとりアンハッピーニューイヤーでした

 

 

・新冷戦

反撃能力、、やっぱ戦争しちゃう

力持ったら戦いてえとなるのが人間

国民を守ると言いながら米国との約束を守るなのよ、そこに欺瞞を感じて気持ち悪いんだと思う。ちゃんとそういえばもう納得する人もおると思うんだけど悲しいなぁ

 

 

今年こそコロナ禍が明けてほしいですね

今年もまたよろしゅう、ほな…また…(´-ω-`)ノシ


もういいや、このままだそう、、下書きの書き置きそのままポイ!(2023/1/15


この後の続き


 

 

ども、新海本マーケティングに釣られて2度「すずめの戸締まり」を観に行ったふんてるです。

いや~この映画はなんだか絶賛することも酷評することもしにくい、、、

そういう意味では気持ち悪い映画でした。(じんわり酷評しとるやんけ

まず、これまでの新海監督作品+いくつかのジブリ作品(もののけ姫、千と千尋、特に魔女宅)を、

AIに食べさせて生まれた作品みたいだ…っていう感想を雑で失礼だなぁと思いつつも率直に抱いた。

 

絵は言わずもがな綺麗で、常にインスタ映えしているようなシーンが続いていて、

見てて綺麗だなぁと思うのだけど、それで物語の粗を誤魔化してる印象を受けた。

事件が次々に起きてあまり中だるみは感じなくて多少の面白さはあったのだが、

節々で納得感が欠けていたように思う。何よりすずめの行動心理に感情移入しにくい…。

特に意味不明だったのがこのへん↓

 

・最初の廃墟に行く動機が薄い

 ⇒なんでイケメンに廃墟の場所聞かれただけで追う気になれるのか解せぬ…

  最近のJKはそんなイケメンに目が無いのか!?それが普通なんか?!てか開けたら閉めろ!!

 

・芹澤と母親との合流が都合良すぎる

 ⇒三角関係のシーンはかなり面白かったが、このシーンの必然性の無さが気になってうーん…

 

・東京の後ろ戸が謎な場所…

 ⇒廃墟、廃校、廃遊園地と来て、どうして地下鉄の奥なのか、

  神社っぽい場所は何だったのか、納得感に欠けてうーん…

 

・クロネコ急に出てきたな?!

 ⇒もう一つの要石(サダイジン)がなんで抜けたのかよう分からん…

 

制作期限に間に合わすために推敲足りんかったのかなぁ。。とか思いながら観てた。

まぁそういった主な閉じ師パートの違和感があったものの、

旅の途中の素敵な出会い(この辺魔女宅意識してそう)や、

椅子草太と鈴芽のコミカルな掛け合いにほっこりしたり、旅パートには良い側面がいくつもあった。

「閉じ師」ってありそうでなさそうな絶妙なラインもこれはこれで( ・∀・)イイ!!

 

また、設定周りを補完してくれる新海誠本の存在は良かった。

草太の変化対象が椅子だった理由は

たまたまバス停に椅子がポツンと置いてあったことが発想の大元だったとか、

足3本の理由は、すずめの震災や母親を亡くした喪失感の寓意だとか。

ルッキズムから解放された恋愛を象徴しているとも言えるのが深イイと思ったり。

 

そういえば「君の名は」や「天気の子」で目立っていた性的描写が少なかった本作。

唯一あったのは椅子になったから踏まれたり、座られたり、キスされたり…

ある意味ここが監督の性癖が出ているところだと思った。合法的な人間椅子かなw

 

あと現代の息苦しさというテーマもあったようだが、これは映画からはあんまり伝わらなかった。

すずめを通してみると、逆に「あったけえなこの世界」だったし、息しやすそうだなとまで思った。

強いて言うなら叔母が一番かわいそうな立ち回りで息苦しそうだったなぁ。そこはホント闇深い。

んー単純に尺が足らなかったんだろうなぁ。

 

ちょっと脱線するが最近、「長距離走者の孤独」という短編小説を読んで印象的だったのが、

少年院の青年が、施設長にクロスカントリーの大会で優勝してこいと命じられるんだけども、

優勝できる実力を持っていながらわざと優勝しないっていう話があって。

これなんで優勝しなかったかというと、施設長が「君の為だから」「誠実であれ」などと言いつつ、

施設の権威や自らの栄誉の為に言葉巧みに人を操ろうとした、

”大人の欺瞞”にうんざりした末の行動だったんですよね。

んでもって、なんでここでこの話を持ち出してきたかというと、

この「すずめの戸締り」にもその”大人の欺瞞”ってやつを感じちゃったんですよ。

なんか震災を含めた数ある苦難を乗り越えてイケメンと結ばれました!良かったね!!

ってスッキリ見きれなかった。不自然な綺麗さが非常に気持ち悪いというか。

そして新海誠監督がやりたかった表現って本当にコレなんか…!?というのもあったり、

そこに愛はあるんか!?って言いたくなっちゃっうのだよ、、。

 

まぁなんやかんや言いましたが、視聴後はちょくちょく地震があった時に、

どこかで鈴芽と草太が災厄を防ごうと頑張ってくれているのかな、と思いを馳せたりしたし、

涙腺のダムは決壊しなかったにせよ、感動はした。

風化した東日本大震災の記憶もそうだけど、個人的には熊本地震が蘇った。

忙しない日常の中で忘れがちな、重要な記憶を呼び起こしてくれるような、

ある意味で日常を彩る良作品ではあったかのように思うし、

マス向けで震災孤児の話するのは勇気いるだろうし価値ある映画かなとは思った。

絶賛するレベルではないけれど。(とか思いながらちゃっかりパンフと小説版を買って帰った

 

「君の名は」から、東宝との契約で作品を作ってたっぽく?

契約自体はこの戸締まりで終わるようですし、

次の作品は時間かけてマス向け意識も抑えつつ、

伸び伸びと作り込めそうな予感がするので次を楽しみにしたい!(気が早い

今度は裏切ってくれ、「売れっ子監督の孤独」として良い意味で裏切ってくれ新海誠監督ゥ!!

 

▼11月振り返り

はてさてもう12月の1週目が師走ばりに過ぎちゃいましたが、

11月をぬるっと振り返っていきますよっと。

 

○本棚劇場

角川武蔵野ミュージアムに約1年ぶりに来館。てかもう関東に来て1年か。

 

ここは来るたびに目がいく本棚が変わりますぜ。

1日中いても足りない。(てか入場料高い

 

 

来るたびに目につく本が変わる。

書斎にしたい。

 

ゴッホの企画展も魅力的でした。

 

本に関しては、木曜日は本曜日って動画が楽しみなんだけど、

これ見てると毎回本をポチってしまって本棚溢れてしまうので困ってる…一軒家建てたみ深い…。

 

 

本もそんな爆速で読めるわけでもないのですごい勢いで積読が錬成されている…。

もはや代わりにAIが積読本を読んでくれんかなまである…。

 

○タクティクスオウガリボーン/ポケモンSV

 

届いた時は瞬間風速的にやってるんだが、

結果的にエルデンも積んで、ポケモンも積んでる。。。

 

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いやータクティクスオウガは絶賛手を汚し中の時にポケモンリリースされて、、

ポケモンやったら本曜日で、、いやーーどっちもくそ面白いんだが本読んでたら時間がくううう

もうAIがやってくれんかな((((((

くううう隙間時間ちゃんとプレイ出来てたらクリアできてんだろうけど、

本とYouTubeと最近で言うとワールドカップがまじ時間泥棒すぎてううううん。。。

絶対クリアチルドレンする。。アッ来週FF7リユニオンじゃん!!くうううううううん!!!(阿鼻叫喚

 

○リンダキューブ

そういえばゲームデザイン脳って本がめっちゃ面白くて、

「リンダキューブ」に辿りついた挙句VTuberにハマっとりました。

一時期ずっと委員長の実況見てたね。(綺麗な語尾が超すき

 

 

中途半端にしか内容知らなくて、グロくて狂気じみてるってイメージしかなかったけど、

ちゃんとストーリー追っていったらめっちゃ良い話だった件。

絶対に先が読めないシナリオだし、各キャラの語録が色んな意味を帯びてくるのすごい。

中編シナリオを3つパラレルワールド?で進めるアイデアも逸品だし。

鬱シナリオがほっこりシナリオになる様は強いカタルシスで、

キャラの少しの勇気で世界線が変わるってのも深い寓意があって好き。

ゲームとしてもしっかりしてて面白い。(今の感覚だと多少冗長感は否めないけれども

サンタも出るし、そろそろクリスマスシーズンなのでまだ触れてない人は是非お勧めです()

 

そしてこのリンダキューブを作った会社がアルファシステムってところなんだが、

ここは地元熊本のIT企業で働いてた時、仕事中にゲーム作りてぇなぁ…って調べてた会社だった。

なんだか感慨深い。惰性で生きてたなあの頃は。

 

 

アルファシステム(マーズ)のコラム漁ってたら、

胸アツエピソードが宝の山みたいに溢れてたので一部載せておく。

 

リンダでプレイヤーに伝えたいことは?

 プレイヤーにっていうか…。あの頃ちょうど、うちに子供が生まれたのよ。
子供生まれたらわ かると思うけど、もう子供中心なのよ。
珍しいし、見るたびに変わるし、面白くてしょうがないのよ。
むしろうちの子に伝えたいことなんだよね。だってあの頃子供のことしか考えてなかった。
 人生うまくいかないこともあるけど、ま、それも楽しめや、とか。俺はそうしてきたよ、とか。あるいは、いろんなものや、ことには裏表があるぞ、とか。俺は今、おまえの目の前にいるけど、いずれ死ぬぞ、とか。自分の力でなんとかしろよ、とか。言いたいことはたくさんあるんだよ、小さい子供なんだけど。そのへんのことなんだよ。
 あとは、俺はおまえのことが好きだぞ、とか。そこだよね。「愛だよ愛!」って。子供できる とわかるけど、「愛」だけだよ。それしかない。
 「おまえのこと好きだよ」って、大人が大人に言うのって絶対少しは打算があるじゃない。でも、子供が「お父さんのこと好き」って言ったら好きなんだから本当に。
 奥さんのお腹を見ながら原稿書いていたわけだから。
 自分の子供に対するメッセージがちりばめられている。あの時、そんな事ばかり考えていたから。
ホントこういうゲーム作りたいよな。ってそう思った。
 

○ぼっち・ざ・ろっく

まだ半分しか見れてないけどハマっている。下北沢の聖地巡礼に行くくらいにはハマっている。

 

 

物語が面白いのはもちろんのこと、陰キャギャグがすこぶる面白いし、特に演出が神がかっている。

あとアジカンのオマージュとか色々入っててアツい。そしてなんと言っても曲がしっかり良い。

マンガもそのうち読みたい。後藤ちゃんと一緒に承認欲求暴走させたい。

 

○映画大好きポンポさん舞台挨拶

フィルム版を2回目、通算4回目+監督舞台挨拶を観に行った。

この平尾監督がリアルジーンくんってのに気付いて更にこの映画好きなった。

「マイノリティがマジョリティに一矢報いる」そんなテーマが監督の中にはあって、

作品に自分を見つけられるかに尽きるって、メタのメタのメタって感じでたまんない。

排他的で尖った思想のお話ではあるんだが、幸福は創造の敵と言いつつも、

ただのリア充死ねじゃない、リア充にもちゃんと救いがあって三方よしなのがまた。

(幸せな人でも良い創作する人いるじゃんって意見もあるが、それをこの映画に取り込むと劇中でも言われてた通り作品が丸くなるし、90分に収まらんし無粋だろう。排他的で尖った思想のお話なんだが、)

何度見ても飽きないホント良い作品だ。この映画を観ると、

ミスチルのBrand new planetの「憂鬱にキスをしよう」ってフレーズの意味が分かる気がする。

 

村上春樹の「アフターダーク」にも、このポンポさんに通ずる寓話があって。

三人の若い兄弟が漁に出て、嵐にあって流されて、

長いあいだ海を漂流して、誰も住んでいない島の海岸に流れ着く。

美しい島で、椰子の木なんかが生えていて、果物もたわわに実り、

真ん中にはすごく高い山がそびえていた。

その夜、神様が三人の夢の中に現れてこう言った。

もう少し先の海岸に、三つの大きな丸い岩をお前たちは見つけるだろう。

お前たちはその岩をそれぞれに転がして好きなところに行きなさい。

岩を転がし終えたところが、お前たちそれぞれの生きるべき場所だ。

高い場所に行けば行くほど、世界を遠くまで見渡すことができる。

どこまで行くかはお前たちの自由だ。

 

神様が言ったとおり、三人の兄弟は海岸に三つの大きな岩を見つけた。

そして言われたように、その岩を転がして行った。

とても大きな岩で、転がすのは大変だったし、

ましてや坂道を押して登るのはえらい苦労だった。

いちばん下の弟が最初に音を上げた。

「兄さんたち、俺はもうここでいいよ。

 ここなら海岸にも近いし、魚もとれる。じゅうぶんに暮らしていける。

 そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない」

といちばん下の弟は言った。上の二人はなおも先に進み続けた。

しかし山の中腹まで行ったあたりで次男が音を上げた。

「兄さん、俺はもうここでいいよ。

 ここなら果物も豊富に実っているし、じゅうぶん生活していくことができる。

 そんなに遠くまで世界が見れなくてもかまわない」

いちばん上の兄はなおも坂道を歩み続けた。

道はどんどん険しくなっていったけれど、あきらめなかった。

我慢強い性格だったし、世界を少しでも遠くまで見たいと思ったんだ。

そして力の限り、岩を押し上げ続けた。

何ヶ月もかけて、ほとんど飲まず食わずで、

その岩をなんとか高い山のてっぺんまで押し上げることができた。

そこが彼の住む場所だった。

草も生えないし、鳥も飛ばないような場所だった。

水分といえば氷と霜を舐めるしかなかったし、

食べ物と言えば、苔をかじるしかなかった。

でも後悔はしなかった。彼には世界を見渡すことができたからだ…。

 

この話に教訓はたぶんふたつある。

ひとつは、人はそれぞれに違うということ。たとえ兄弟であってもね。

もうひとつは、何かを本当に知りたいと思ったら、

人はそれに応じた代価を支払わなくてはならないということ。

普通に考えたら弟らが賢いしその方が幸せだ。

でも、何故か長男がいちばんカッコいい。

 

知的好奇心という魔法は救いにも呪いにもなる。

そんな話だと思うし、ジーンくんがこの話をエンタメに昇華してくれているみたいだ。

不幸にも意味があるのだと思えるように。

 

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ポンポさんを何度か見て、気づいたところをまとめておこう。

 

▼ポンポさんで学んだところ/良いところ

・登場人物の存在を、自分事化させることによって感動が生まれる
 ⇒幸福は創造の敵と銘打ってリア充否定してるだけでなく、

  ちゃんとリア充側の苦しみも描かれている上、ちゃんと救われるあたり流石だし、

  観客がこうなってほしいの斜め上をいく展開からの最強のオチはもうブラボーとしか言いようがない。

 

・一度観たシーンに複数の意味(文脈)を重ね合わすことによって感動が強まる
 ⇒ポンポさんでは一番最初に主要な登場人物が一通り出てくる
  あと映画と監督の感情リンクはたまんない
  ※シーンに重ねるのは現実で起きてる事象でも◎

 

・最初のOPで観客の気分を面白モードに持っていく(漫才でいうとこの掴み
 ⇒歌の内容も映画の全体を表しているようなので伏線になっている
  そして松隈ケンタさんの曲がやっぱ良いなあ!!

 

・シーンの外を想像させる
 ⇒ジーンくんが予告編作ってるときに言ってたこれ、色んな事に応用利きそう。短いシナリオでも想像の余地で泣かすことができるのでは…?

 

▼好きなセリフ/シーン

・ポンポさん「泣かせ映画で感動させるより、おバカ映画で感動させるほうがカッコいいでしょ?」
 ⇒この作品で体現しててかっこ( ・∀・)イイ!!
 

・ポンポさん「物作り目指してる人間が普通なんてつまんない言葉使ってんじゃないわよ」
 ⇒ぐう正論。
 

・ポンポさんがジーンくんの死んだ目をほめるシーン
 ⇒平尾監督の「マイノリティがマジョリティに一矢報いる作品を作りたい」ってとこが滲み出てるシーン
 

・ペーターゼン「君は映画の中に自分を見つけたんじゃないかね?

          物語を通して、共感や、夢、憧れ、現実を見た…」
 ⇒この辺のシーンで、大作の編集に行き詰ったジーンくんが貴重なヒントを得る。
 

・ポンポさん「ようこそ、夢と狂気の世界へ」
 ⇒アランが自分なりにやりたいことを必死に掴もうとした時のシーンにて。
 

・アラン「何かを信じたいから映画館にやってくる…その全ての人が見てもらいたい『誰』か…」
 ⇒クビ覚悟のプレゼンシーン、本作の最高潮。
 

・ジーン「この映画で気に入ってるところは…上映時間が90分ってところですね」
 ⇒ニャカデミー賞獲った時のインタビューにて。

  途中も編集の苦しみあってこそのとてつもない説得力。そしてこの映画自体も90分。

  ポンポさんの長すぎる映画はつまらないという台詞の伏線回収でもある。最強の幕切れ…!

 

舞台挨拶で監督がフィルムの良さについて、ビンテージジーンズの例えで話されていて納得。

フィルムはかければかけるほど自然にノイズが入って情報量が増えて、

劣化はしていくんだけどそのフィルムならではの風合いが歴史を感じさせる。

劣化するほど上映されたということなので、価値は高まっていく。とのこと。

数年後にまた観に行って、デジタルにはない変化を楽しみたいな~。

 

○はじめてのデザフェス

なんか大規模フリマなんやろなと軽い気持ちで来たら、良い意味で度肝抜かれた。

 

 

ライブペイントの等身大アートの迫力もすごいし、

来るたびに進んでるので進捗気になる、てか1日でこんな大作かけるのすげえ…。

規模も品物クオリティもすごかったし、推し絵師さんも居てサインも貰えたりして超嬉しかったし、

あとクリエイターさんとの出会いね…!

Escape from painっていうレーベルに惚れ込んだ。

 

 

いやはやデザフェスは宝探しのようでホント楽しかった。金が飛ぶ飛ぶw

 

 

いやー田舎と都会の圧倒的違いも実感しましたね、

気軽にこういうビッグイベントに参加できるのは大変恵まれてるなあと。

あとデザフェスのカラフルさを見た後の、

永田町の駅を歩いてる時の色の無さ(スーツの人だらけ)、ギャップがちょっとおもろかった。(((

 

○岡本太郎展

この人の作品は言うほど好きってほどではないけど、言葉が好きだ。

・血を流しながらニッコリ笑おう

・あえて己の筋を貫き、NOと言うこと

・相手の中に自分自身を発見する、それが運命的な出会いというものだ

・たとえ別れても、死んでしまっても、これは自分ごとだと感じられればそれは運命的といっていい

・絵はクイズのように隠された答えを当てる見つけるものではない、良いと思った分だけあなたは分かったのです

・分からない分など心配することはない

・凝り固まりがちな見方を何度も切り捨て、相手を乗り越えていく積極的な心構えで見なければ本当の鑑賞はできない

・創造と鑑賞は永遠の追いかけっこ。だからわかったようなポーズをとる必要もないし、鑑賞能力がないと落ち込む必要もない自分とは無縁と悲観するのも違う

・太郎はあなたが挑んでくるのを待っている

消されようとも筋を貫く強い意志。カッコよすぎる。

名言集とか著書めっちゃ買っちゃったよ。11月の支払いやべぇよやべぇよ…。

いや、そんなこと言ってたらつまらんな。金を垂れ流しながらニッコリ笑おう。←

 

○はじめてのコミティア

集英社や講談社、プロの編集者さんと向かい合うクリエイター達の持ち込み現場、まず見れて良かた。

尖った作品にフレッシュな作品、僕にもかけそうってなる作品、創作熱を育ててくれる場だ。

そしてここでも金が飛ぶ飛ぶww

 

 

いやー11月は相当経済回したりましたよ。

 

 

次の次には出展してみたいな。

今やAIで小説、漫画までかけそうな時代ですから、ハードルはこれまでになく下がっているから、

時間さえ捻出できれば…!言い訳してる暇あったら机に向かうのだ。くううううううう(ア…頭ガ…

AIと仲良くなりたいな、、人間に残されたフロンティアは編集力だろうか。

ほんとAIでクリエイティブが民主化されていく…ChatGPTはマジヤバいな。

今年はAI大躍進の年だったがこの勢いは来年どうなるんだこれ。

 

○ワールドカップ カタール大会

当記事書いてる時点では「モロッコVSポルトガル」が繰り広げられており、

なんと初ベスト8モロッコが先制して前半を折り返してまたまたジャイキリの匂いが漂っとりますw

今大会は欧州陣が政治的な問題やらで勢いが弱いからか、欧州以外が強くなったからか、

何があってもおかしくない大会で非常に面白いですね…!

日本も”死のグループ”で決勝Tは諦めムードだったわけですが、

ドイツ戦を皮切りに欧州の強豪をばっさばっさとなぎ倒してく様は、にわかでも大興奮不可避でした!

にしても裏切りの連続だった、、ドイツに勝って裏切り、コスタリカに負けて裏切り、

スペインに勝って裏切り、クロアチアに負けて裏切り…奇跡も悲劇も酸いも甘いもしっかり味わった。

いやー三苫さんはメッシの生まれ変わりかと思ったなあ(メッシまだ生きてんだよなぁ←

惜しくもクロアチアに負けてしまうも、そのクロアチアがブラジルに勝ったことで、

日本の強さが相対的に証明されたと…これは次回W杯が今から楽しみであります。

 

しかしワールドカップの裏では戦争はあるわ、

欧米の物価高に民衆が悲鳴、、イギリスのストライキはすごいと聞く。。。

 

 

Twitterだけの情報見てるとこういう情報全然入ってこないから平和ボケしてまうなと戒める。

知りたくないけど知らないままだと、それこそ欺瞞の中にいて滑稽だなと。

トゥルーマンショーの世界観だ。まやかしでしかない。

まやかしはいずれ絶望に変わる。

だったら先に絶望しておいた方が良いし、絶望から始まる希望だってあるはずだ。

 

マジでコロナ禍に始まり戦争が連鎖して、どんどん悪い連鎖で切実な問題になってんだなと。

もうこれ世界恐慌だよな。

いつか歴史の教科書で見てて、遠い昔の他人事のように思ってたことが、

再び起こってるんだな、歴史の中にいるんだなって。

歴史は繰り返すのかなって…今は時々立ち止まって思うことしかできない。

 

ひとまず明日も、もがいてみよう。だらだらしながら。

いつか起こるかもしれない悲劇に、意味を与えられるように。

 

まずエルデンリングをクリアしよ…ゲームオブザイヤー作品を積んだままにするのは流石にだw

年末はフェスやらで更新できないと思うので今年最後の記事になるかと思います。

来年もなかなかしんどい年になると思いますが何とか生きていきましょう。

良いことは生きていないと起こらないのだから。

 

 

ではでは、できるだけ良いお年を!ほな…また…(´-ω-`)ノシ

ども、絵の才能が無いことに(やっと)気づいたふんてるです。

10月から絵画教室に通い始め、この1か月ずっとデッサンを描いていました。

本格的に描きだす前は、「俺がいざ絵を描いたらすごい絵になるぞ…!」

みたいな傲慢さがあったのですが、ものの見事に潰されましたねそんなものはw

もう毎週のように絵の下手さに絶望しております。

デッサンは本物の造形が目の前にあって、そこに理想を紙に書き写す作業なわけですけど、

実際は、圧倒的な現実と理想の乖離を噛み締めながら数時間も描いてるんで地獄です。

思うように描けなくてしんどい。

デッサンはそれが如実に出るからさらに辛い。隣に上手い人が居るとことさら辛い(´-ω-`)

 

image1週目image2週目(先生の修正前

image2週目(先生の修正後

image3週目(先生の修正2後

これ1枚に約6時間かかる。

それだけかかったのに、先生から越前リョーマばりに「まだまだだね」と告げられ

もう少し描くことに…ホント絵を描くのは大変だ…。

絵を描く人のすごさが身に染みる、、絵師すげぇよ。

このしんどさがAIに無かったことにされるなんてそりゃAIアートが憎くもなるわ。

 

しっかし不思議と絵画教室の帰りは清々しい。

”何かを生み出した”という感覚が確かな充実感に繋がっている気がする。

家でなんとなくYouTubeやゲームで時間潰しているよりよっぽど。

せわしなくコンテンツに触れて退屈を麻痺させるより、退屈を乗りこなす練習をしている気もする。

すぐに刺激を得られなくても耐える練習。

読書(マンガ読むのも辛くなってきた)も退屈な方に入ってきたから、良い訓練になってそうだ。

 

本格的に美術を習い始めて、環境の力ってすごいなぁと。

家じゃとてもできないや、2時間もぶっ通しで絵を描くなんて。

長時間集中できるという発見があったし、過ぎる時間もわりとあっという間なんだよな。

楽しさもちょっとあるけど悔しさにまみれた時間。

にしても才能無くてもやりたいって、呪いみたいだな。

 

▼10月接触優良作品振返

今月も豊作でしたは。振り返ってこ―。

 

・Overwatch2

何はともあれOW2。兎にも角にもOW2。

「世界はヒーローを求めている」なんて言われて、

出動しないヒーローは居ないでしょう!!(傷心ヒーロー以外は

いやー無料化の波はすげーっすねぇ。想像以上に盛り上がってて古参として嬉しい限りッ!!

タンクが減りカジュアル化してゲームスピードが速くなったし、マッチングが早いのなんのって。

もう平日でもランクマ深夜3時まで回しちゃうよおじさん。。w

来年にはヒーロー育成モード(ストーリーモードみたいなやつ)入るので更に流行るな。

やはり神ゲーだったんだ。ありがとうOW2!ありがとうBlizzard!

 

・メメントモリ

ネット広告で知って声優と歌手の起用の仕方が半端じゃなかったので注目してた。

ゲーム的には微妙っぽいけど、ワンチャンあるかもなーって思ってたらまさかのセルランTOP10常連にw

一番の特徴は、ラメントというキャラ毎のテーマソング。

本能的にキャラが訴えかけてくるんだなこれが。(ガチャ引けって

絵と音楽が全体的に良いんだよねえ。

あたらよすき

この曲もよき

ヨルシカや、ずと真夜とかが参入してきたら胸アツだわね。

CIELやEMA、DUSTCELLあたりにもラメント歌ってほしい。

いや現代、メメモリにハマる歌い手多すぎやしないか。。w

 

ゲーム性はペラッペラではあるのだけどサクサク進んで、

すぐに課金欲にぶち当たる設計。課金導線がめちゃくちゃ多い。

そういう意味ではソシャゲのある意味のお手本かもしれない…w

タイトルと世界観に惹かれたんだけど、今のところそこに納得感は薄い。

「死を忘れるな」っていうメッセージ性はまだ感じない。というかメインシナリオが薄い。(ほぼない

音楽で誤魔化してる感じが否めない。

せっかくの良い世界観なんだから、もっと深ぼってほしいんだけどな…。

キャラ追加が大変だからシナリオが疎かになったんかな-。いやーアサインしてどうにかしたい。←

くっ、、俺にッ、力があればッ…!

 

・HUNTER×HUNTER

連載再会で湧いたジャンプ買っちまったよつい。(まだ最新刊まで追いつけてないのに

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今んとこキメラアント編を読み進めてます。グリードアイランド編が終わったところ。

いやーカードバトル面白かったなぁ。あ~、金粉少女って何なんww

単純な「力VS力」のぶつかり合いじゃないのがまた面白いね。

能力もジョジョやワンピースとは違ったベクトルで何でもアリ。設定の妙…!

競り市のシステムとか、オークション、ハンター試験のルールとかホント考え抜かれてるし、

ちょくちょく入る雑学も面白い。そして緻密な伏線、駆け引き、予言、念能力のリスク…。

選挙編はAKB選挙がモチーフって話があるくらいで社会状況も反映されるんだからホントすごいよね。

今度はコロナショックも来るんかねぇ。早く連載に、暗黒大陸編まで追いつきたい。

しっかしHUNTER×HUNTERって気合入れないと読めないんすよね、

如何せん複雑なお話が多いので…(レベルEも並行して読んでいるがサクッと読めないw
何はともあれ冨樫義博展にもそのうち行きたいっすな。(今年中には読み切って行く!!

 

・チ。―地球の運動について―

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こちらもすごいマンガでした。

といっても、宝島社の「このマンガがすごい!」で2位だったんで、そりゃもうすごいハズでして。

内容もそうですが、タイトルがさぁ…。

地動説の地、知性の知、拷問の血…そして「チ」の周りを回る読点「。」の逸品さというか。

こういうの見るとホント日本語ってすげーなと思う。

こんな少ない文字数にどんだけ意味を込めるんだよ、っていう感嘆が読みながら漏れる。

んでもって主人公が時代を経る毎に変わるんだけど、

異端としての意志が受け継がれていく様がなんとも胸アツである。

 

当時は天動説が主流で、なんで主流だったかというと、とある宗教がそう説いていたからだった。

でもそうじゃないだろうと、好奇心旺盛な学者や若者が地動説を研究し始めて真実を追うのだが、

「それは神への冒涜」だと異端審問官に拷問される。それでも止まらず、世界の在り方を問い続けた。

そういう話なんですが、現代のコロナワクチン問題とか、似たような話だよなぁって思うんですよねぇ。

まーたワクチン反対派が変なこと言って騒いでるよって思うわけですが、

未来から見たらワクチン反対派を冷笑してる側が、冷笑される側に回るかもしれないんですよね。

現代の価値観で、天動説を唱えていた人を冷笑するように。

まぁそこがまたこの世のややこしいところなんですけどねw

何が正解か分からない、あるいは正解なんて無い世の中で何を大事にすれば良いのか。

そんなとてつもないデカい問いに触れられる気がする作品でした。

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名言もたくさんあります。特にこれが好きです。

きっと迷いの中に、倫理がある。

人は単純化して決めつけに入ると攻撃性が高まります。

この世は複雑なんだということを知る、そして受け入れることの重要性を感じる言葉だと思います。

「不正解は無意味を意味しない。」も救いがある言葉ですね。

 

・ひゃくえむ。

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「チ。」の作者である魚豊さんのデビュー作。

展覧会で売っててサクッと読み切れそうだったので買っちゃいました。

陸上部の小中高、そして社会人になった人のお話なんですけど、熱々の現実逃避マンガでした。

冷めた情熱が沸き上がる瞬間、人は死さえ怖くなくなるのだなと知った気がする。

2冊で小学~社会人までやるんで、話の流れも滑らかで面白く、

ストーリーテリングの勉強にもなったと思う。

これ読んだ後はもう、すっかり魚豊さんのファンになってた。

 

・オレの記念日

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とあるラジオで「冤罪で捕まってたけど幸せ」って言ってる人が居る、

というパワーワードに惹かれ、衝動的に東中野まで行って観た、冤罪ドキュメンタリー映画。

二十数年の獄中生活があっても幸せだと、

屈託ない笑顔でいられる桜井さんに勇気づけられた。

上映後には監督と元裁判長の裏話があった。

有罪を逃してでも無罪にすべきだという主張には切実な真摯さが垣間見えた。

 

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「不運は不幸ではない」って言葉は何とも言えん重みがあったし、普遍的な救いだ。

冤罪で両親を看取れなかったのに。二十数年の自由を奪われたのに。

それでも元気なのがすごい。

獄中生活で人生が好転したのは底抜けた前向きさと、持ち前のユーモアにありそうだった。

つまらない仕事も未来の価値ある仕事のために頑張ってるのだと、短歌で歌ってたり。

刑務所の音楽クラブが人生を変えたみたい。芸術の力は凄い。鬱憤も浄化されるんだなと。

何事も、ガンを患ってさえもコトを好転させてしまおうという心意気。

すべてを笑って返す、しなやかさ。見習いたいし、こういうおじさんに憧れる。

 

 

▼生きやすい社会なんてない

話は大きく変わるが、いつか印象的な言葉があった。

「みんな生きにくい世の中っていうけど、生きにくさと付き合うしかないんだ」

というようなことを若新雄純がいつかのアベプラで言っていた。これが響いた。

カテゴライズすると必ずのけ者が生まれる。

だからLGBTQとか、どんどんカテゴライズするよりも、

生きにくいんだって堂々と言えるようにした方が良いのでは――

みたいな文脈だった、、たしか。(響いたわりにうろ覚え

 

これを通して何を思ったのかというと、

(方法は何であれ)表現を通して浄化して生きていくと良い人生になりそうかなって。

あと、この世は慰めで出来てるようなものなのかなと思ったりした。

人はあまりに生きやすい社会を求め過ぎだというお話だとも思う。

 

幸せを求めると幸せに逃げられる、というのと似ていて、

足るを知る者は富む、ということかと。仏教とかでもよくそのようなことを言っている。

オレの記念日の桜井さんが良い例だなと。

彼は獄中生活があったからこそシャバの何もかもが嬉しく感じたのだろうと。

足るを知ったのだろうと思う。

 

理想が高くなり過ぎた社会は生きにくいんだ。

現代人自ら生きにくくしている。暴走した理想は人を痛めつけるのだと。

SNSで氾濫した他人の自意識が、自尊心を傷つけるように。

その結果の一つがハロウィン圧死事件だったりするのかも。

他の国に構ってもらいたくてミサイル飛ばしたり。

なんか今って色んな意味で戦時中みたいなもんだなって。

 

そんな生きにくい現実から目を背けるように日々、娯楽や仕事に浸っている。

今やあれもこれも無料で低価格で見放題使い放題なんだ、豊かになってるはずなんだ。

それでも幸せと言いきれる人が少ない。何故なのか?

物質的豊かさは追ってもキリがない。

映画を観て満足したかと思うと、これもどうぞあれもどうぞ。

ゲームクリアしたと思ったら、これも面白いよあれも面白いよと際限ない。

現代人は忙しく娯楽の洪水に溺れて死ぬ。それで良いのか?

 

精神的豊かさにこそ幸せはある。ならば価値観を見直さねばならない。

そこにアプローチしたくて、俺はゲーム(物語)を作ろうとしているのだろう。

でもゲームって瞬間的な多幸感を生み出す装置の面が大きくて、そこが醍醐味であり弱点だ。

その弱点を補って後に引く多幸感を生むのは、物語の力かと仮定している。

物語性が生む、教訓やキャラクターの尊さ。

この人・キャラに幸せになってほしいという想いこそが、人を幸せにしたりする。

自分さえ良ければ良いに、安寧はないと思う。

そういうのをゲームでしかできない物語体験、ゲームにある無限大の可能性を信じて表現したい。

 

やりたいゲームが無いなら、俺がやるしかねえ。

読みたい小説がないなら、俺が書くしかねえ。

見たい絵が無いなら、俺が描くしかねえ。

最近はそんな感覚を抱えながら生きてる。

 

足るを知ると矛盾してるけど、やっぱそういう感情が湧いてしまう。

呪いみたいなもんだな。人間ってホント矛盾にまみれた生き物だ。

でもそこが創作意欲の根源だし、生きがいになっていくんだろうな。

足るを知る為のルートは人それぞれ。

なかなか足るを知れんな〜というのが正直なところで、

それを踏まえて足るを知るヒントになるようなゲームを作れるかが自分の問いとしてある。

死を忘れるな、は足るを知るヒントの一つだと思う。

だって自分が死ぬことを忘れてなかったら適当にSNS見て時間潰すなんてしてられない筈だ。

(メメントモリみたいな世界観が表現したいことに近いんだけど、物語性薄いからホント惜しい…!)

 

なにはともはれ、曲がりなりにも俺なりの生きにくさを表現して浄化し、死んでいけたらなと思う。

まぁこのブログもその伏線みたいなものだ。

伏線ばかり立てて回収してない気もするがw

(いちおう中学からゲーム開発者を志して、結果的にゲームクリエイターの端くれに成れている)

 

ひとまず今は娯楽に溺れがちだから、娯楽を泳げるようにがんばるぞいっ。()

ほな…また…(´-ω-`)ノシ