音戸の瀬戸へ | ハンター湘南の旅ブログ

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(昨日朝は「天候・運航調査」のため休載しました、定時に待っていた方すいません。何とかセンバツ決定前に、最終回)


1/21(土)午後3時


可部線代替バスと「しまね」の旅を慌ただしく終えてから、今度は呉線へ


広行きの快速「安芸路ライナー」に間に合った

 

快速は吉浦にも停車

谷戸にびっしり住宅が立ち並び、海側は自衛隊。

横須賀線で言う田浦駅的存在だが、最近無人駅になってしまった


呉市へは3度目だが、大和ミュージアムやボートピアなど、呉駅周辺ぐらいしか行ったことが無かった

 

安芸阿賀で初下車

休山の半島をバスで一回りしつつ音戸へ初上陸しようとのプラン

東海岸は「呉市生活バス」が運行

 

おや、意外にも広電の大型バス、ちなみに市民の足だった呉市営バスは広電に買収され、消滅

 

確かに、鍋桟橋行き

しかしこれ、メインの呉市中心部付近→西海岸経由じゃないよね、念入りに確認


バスは東海岸へ曲がり、ホッとした

乗客は高齢者ばかり8人

客層はコミュニティバスそのものだった。


阿賀の一大開発、アマノポリスの広大な埋め立て地は、何にもなく放置状態で、資材が積んであるだけ、どうしたのか

 

音戸渡船口で下車


第二音戸大橋(歩道あり)が開通し、数年前に渡船は廃止されている

 

 

渡船場は、ずっと時が停まっていた


渡船代わりに橋を歩いて音戸へ渡ろう。

貴重な足である船が無くなるぐらいだから、さぞかし、地元の皆さんが気軽に歩いて行き来しているものだと…

 

しかし、とんでもない現実が待っていた


 

第二音戸大橋まで来たが、エレベーター等は一切なし

 

て言うか、とりつくしまもない

 

上へ上がる道や階段をなんとか見つけ出した

歩行者向けの案内板は一切なし、迷い迷い進んだ。

歩く人、いないのか。


 

あっちこっち迂回

写真を撮るためでなく、道がないから

 

ようやく橋に繋がる交差点へ

 

強風時は歩行者通行止めになるらしい

幸い、回転ランプは消えていた

 

旧渡船場からここまで、すでに25分


 

やっと橋にかかる

歩行者や自転車とは全くすれ違わない


夜間や悪天候時だったら、歩いていたら通報されるレベル


 

既存の音戸大橋よりかなり高い

 

ようやく対岸へ

すでに30分経過

やばい、呉へ戻るバスに間に合わなくなるぞ

バスはこの橋ではなく、旧来の音戸大橋経由だし

途中から島へダッシュ

本来は音戸の街並みを30分ぶらぶら散歩するつもりだったのに、単に橋を制覇しただけ。(国盗りのボタンは忘れずに押した)

 

音戸大橋の先に停留所が見つかり、たちまちバスがやって来た

間に合った!

 

息があがって、螺旋をぐるぐる回らされ(写真ブレブレ)


 

本土復帰

 

バスは海側の昭和町経由で造船所や自衛隊施設など、呉市らしい景観が続いた

 

長細い傾斜地に3本の路線がほぼ並走し、さながら「阪神」電車と言ったところか

今度呉へ来る機会があったら、最も山手側の「阪急」にも乗りたい、出来れば阪急ホテル泊で。

 

呉駅に戻って


 

 

リムジンバスに乗り継ぎ


 

広島空港からは

 

LCCの春秋航空日本の格安便で、成田空港へ

 

く呉カレーならぬカツカレーでディナー

全国宿泊割のクーポン券利用


飛行機はなんとか定時に到着し、悲惨なネットカフェ泊は避けられた

 

スカイライナーが4分遅れ着(ていうか、ダイヤが変わって新鎌ヶ谷と青砥停車に)で焦ったが、日暮里2分ダッシュで京急の終電に間に合った。(青砥ですぐ横に停まっていた車両じゃないか!)


(終わり)