京急バス久里浜営業所移転 他 | ハンター湘南の旅ブログ

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(2022/4月追記 この記事は2021年5月に書きましたが、1年経っても何故か常にアクセス上位に入ってきます。まさかこの時、堀内営業所が無くなるとは夢にも思いませんでした)


今日は午前中数時間ほど地元ウォーク&バスライド

(マイナーすぎてすいません)

 

朝7時過ぎに浦賀駅に着いた、駅前はバスの本数は多いが、以前より人がかなり減少

 

ここから、新しい久里浜営業所まで歩いてみる

 

警察署なき浦賀警察署前は「浦賀行政センター」にようやく変わった(5月16日~)

 

代替えとなる浦賀交番が誕生していた(旧・交通安全協会を改装)

 

浦賀港沿いには遊歩道が設置された(西浦賀側)

 

そして、トンネルを越えて、急ぎ足で浦賀駅から約25分

 

新しい久里浜営業所が見えた 

5月16日、舟倉(京急ファインテック近く)から移転

以前は水道関係の施設があった場所

(画像は、あいにく最も車両が少ない時間帯ですが・・・)

 

新しい営業所には、窓口と待合所が設置された

 

中は無人だった、引っ越し祝いの胡蝶蘭

ここで定期を買う人は年間どれぐらいいるのだろうか。

 

「長瀬2丁目」始発の便が新設され、早朝だけでなく、昼間もバスが増えて、毎時1本が2本に(黒い時刻が純増)

長瀬地区にとっては思わぬ恩恵

 

朝のラッシュのピーク時の新設便を調査

 

始発バスが来た。

まるでターミナルのような雰囲気だが、他の客は現れず。

おそらく、今のところは、営業所まで忘れ物を取りに来た客が乗客数の大部分だろう。

 

パークアンドバスライドが出来るようなので、今後は、早朝や夜間の本数の少ない、先の区間の住民のマイカーとの乗り継ぎ客が増えてくるかもしれない。

トンネルの先の西浦賀の奥地(4.・5・6丁目)、充分に「商圏」になりうる。

 

さて、バスが出発し、

道路へ出る「数m」が新規乗車区間(系統別にこだわる方は、新設の「久29」系統となるので、全線再乗車が必要)

 

すぐの道路上の既存の「長瀬2丁目」で何人か乗ってきた。

乗務員でない私がすでに乗っている姿を見て「車庫からも乗れる」と、この日初めて知った方も多いかも。

但し、千代ケ崎方面からのバスは車庫から乗れないので注意。

 

周辺では広大な自衛隊病院の跡地に戸建て住宅の建設が進む

通勤時間帯の乗客増が期待できる。

 

外畠でも乗ってきて、10人ほどに

但し、中学生は30分以上歩いているようで、バス利用はない。

丁度よい時間帯のバスが出来たのに、残念。定期が高すぎるのだ。

 

橋ですれ違った千代ケ崎行きバスは大勢の乗客で、おそらく港湾研究所の職員であろうか。

研究所の職員や来訪者には車庫移転は福音だ。

 

徐々に乗客は増えて、特に遅れは無く、京急久里浜駅に着いた。

 

よし、次の工業団地線「北久12」8:06に間に合う!

ところが、勝手知った顔して、駅の反対側にある4番乗り場へ急いだら、バスの姿は無く、乗客の列もない。

 

バスの時間が、HPで調べたのと全然違うぞ!

 

 

ここで初めて気づいた、

4番乗り場はいったいどうして「JR久里浜駅」を名乗っている!!!

JRからはかなり離れ、京急久里浜駅の目の前なのに。

しかも京急久里浜駅前の乗り場番号と通し番号。

さらにさらに、湘南山手からのバスは、一旦JR駅前に停まってから、この場所が終点「京急久里浜駅」である。

 

昭和時代、「京浜久里浜駅」だった頃から、何十回もここを通っているのに今になって初めて知った!!!!!

 

私がHPで調べて、メモしてきたのは、「京急久里浜駅」発の時刻で、逆方向のJR久里浜駅行き、実質「降車」時刻表だったのだ。

工業団地線は、京急久里浜駅発は1本も無く、到着のみなのだった。

この「JR久里浜駅」停留所の謎を営業所に尋ねてみたいが、業務の邪魔になるので自重する。

 

オロオロしているうちにバス停は徐々に行列ができ始めた、どうやら高校生は次の便でも間に合うらしい。

次の8:20発に乗った。

 

久里浜に移転した、浦賀警察署前に停車

目の前のバス停名は「久里浜1丁目」のままであるが、さすがに今変えたら「京成千葉」のような混乱が起きよう。

 

車内は県立横須賀南高校生でいっぱいだが、バス利用は2割ほどで、8割の生徒が30分近く歩いているようだ。

今日は午後から雨の予報で、自転車利用を控えた人もいるだろうから、やや多いのかもしれない。

「横須賀南」は昨年統合で誕生した高校名だが、ほとんど浸透してないだろう。

単に「南高」と言ったら、横須賀市民でも上大岡にある横浜市立南高校を思い浮かべるはず。

私は、いまだに「クリコウ」と言ってしまう。

以前あった県立久里浜高校は新設校ながら野球部は常に4回戦まで進む強豪で、吹奏楽部は小編成部門で東関東出場していて、すごく頑張ってる学校だった、校名が消えて残念だ。2度の統合(「横須賀明光」を経る)で昔日の面影が消えてしまった。

 

横須賀南高校生は内川二で下車、久里浜工業団地まで行くより料金が安い。

工場への通勤客は1時間前辺りがピークか?

 

この路線は以前から本数が少なく、平地が多いので、地元住民は自転車等の自衛手段を持っているようで、人口の割に乗客が少ない。

日中は20分毎ぐらいにすれば、おのずから地元住民や高校生が大いに利用するであろう。

 

「佐原三丁目」で降りてみた。

私立湘南学院高校の校舎が近く、少数ながら「北久12」利用もあった

JR久里浜駅からのスクールバスはJR下車客限定なのかも

 

登校ピーク時間帯で、3台続けてJR久里浜発のマイクロバスがやって来た。

狭い裏道からバスが現れたのに驚いた、そのためのマイクロ分割だったのか。

幹線道路の渋滞を避けて、登校生徒とバスの回転をよくするための秘策だったのだ。

朝の横須賀線下りは16分サイクルなので、戻って次の横須賀線下車生徒を受けられる。

 

それにしても灯台下暗しで、地元での交通観察にもかかわらず新発見が多くて刺激的だ。

 

さて、次の調査場所は森崎地区

調査対象時刻は9:20~で、時間は十分あり、コンビニに寄りながら40分ほどのウォーキング

 

急な坂道を登って、大矢部中学校付近には、見慣れぬ新しい住宅

以前は日産の社宅が建っていたが、ここの社宅だけ、建物の造りが神奈川県住宅公社のタイプと瓜二つで

公社から買収か、または単に施工業者が同じだった?

 

今度は、市立横須賀高校跡地の「森崎リアンシティ」へ

市としては私学を誘致したかったが、うまくいかず、校舎は解体され、民間の住宅地になった。

それはそれで、200世帯の入居で、子育て世代の転入に寄与した。

 

旧・市立横須賀の校門跡には、校歌の記念碑が残されていた

「シヨコ」として市民に親しまれてきた

 

そして、森崎リアンシティ停留所から北久里浜行き「北久11」に乗車

 

ロータリーとなっていて、高校があった頃を彷彿

しばらく時間調整して発車。

 

この路線は、以前は朝10分毎、日中30分毎だったが、最近本数が激減した。

朝は15分毎、日中は40分毎になってしまった。

高校が無くなったので朝の本数減は想定内だが、昼間の減便は解せない。

日産独身寮跡地も含め、戸建て住宅がかなり増えているのに、である。

森崎地区は昭和40年代前半に入居が進み、横須賀市初の本格的な大型開発団地だったが、当然ながら少子高齢化が進み、朝のサラリーマンが激減し、昼間の高齢者が増えているはずだ。

 

丁度40分毎に減る、端境期の便に乗って、乗客数調査開始。

 

「リアンシティ」は5人程度、「4丁目」で早くも2桁

 

「市営住宅前」では、高齢者らが長い列を作っていた、

立ち客も出る賑わいで、やっぱり民意に反した減便だ。

これからワクチン集団接種も本格的に始まり、ますます高齢者のバス利用が増える。

昼間は正午前後を除き、20分毎の運転が必要だ。

 

データは取れた、

15分ほどで北久里浜駅に到着し、今日は久々の自宅(待機)へ。

 

「三浦半島1デーきっぷ」の対象外路線ばかりを狙った、観光色とは無縁な、マイナーバスライドでした。