お疲れさま485系糸魚川快速 | ハンター湘南の旅ブログ

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糸魚川駅近くの宿で目覚めた。
 

 

窓の外は木造住宅密集ビュー
駅北大火による類焼は、何とか免れた。
 


朝御飯は、とりあえず、これだけでいい。
 

 

さて、無理をして、新潟まで泊まり掛けでやって来たのは理由がある。

3月4日のダイヤ改正で、糸魚川~新潟間の485系快速が、廃止されてしまう。

日曜日としては、今日が最後の乗車チャンスなのだ。

(そうでなければ、昨日は、みなとみらい駅イレギュラー発生の混乱ぶりを取材したはず)

 

 

在来線がJR から切り離された糸魚川市民にとって、唯一、県都新潟への直通列車なのである。

わずか1年で消えるとは、大変遺憾である。
大火災から立ち直ろうと頑張っている糸魚川市民にとっては…


大糸線には、がんばろう糸魚川のヘッドマークを掲出

 

 

朝早く駅に向かったら、
電車入線前にもかかわらず、ホームは端から端まで、びっしり埋まっていた。
早朝の糸魚川にこれだけの人が集まる要素はないはずで、全くの想定外。
夜行バスやホテル宿泊の外来の鉄道ファンが圧倒的に多い。

 


485系が入線
たちまちお祭り状態に。

 


485系は、定期運用を離脱

 

 

 

新潟への直通希望客は、頸城バスに流れるのか?
 

 

この光景も、あと一週間を切った。

間もなく発車のタイミングで、アンケート用紙を戴いてないことに気づいた。

直通快速の廃止に反対している糸魚川市による当該列車の乗客向けのアンケートを実施しているのを、昨日知ったのだ。

日曜日でマニアだらけだから、アンケートに誤差が出てしまうのだろう。
普段なら、毎日この列車でゆったり通学の能水生からの率直な意見が集まるだろう。

私は、旧能生町関係者として、国鉄時代のユーザーだった父親の代わりに真剣に回答したかった。
 


過半数の席が埋まり、発車。

直江津までは、トキ鉄区間。

ここは1号車にある半室グリーン車はタダで利用できるが、直江津以遠のグリーン券を持った客がかなり並んでいて、座れなかった客がかなりいた模様。

 


能生駅に停車。

特需による混雑に、能生からの乗客は困惑気味。

直江津からはJR区間に入った。

車内チャイム4種類すべて演奏する、サプライズあり。

車掌さんは、グリーン券の払い戻しで、かなり大変だったはず、途中からも続々乗ってくるし。

柏崎で新幹線フィーダー客が大量に乗り込み、席を探して通路を右往左往。

 


内陸部に入ると、雪景色にかわり、次第に、雨から雪に変わった。
雪の中にもかかわらず、沿線には大勢の撮り鉄が。

長岡に到着し、私はここで下車。

さようならは言いたくありません
来年には新しい糸魚川快速の設定に期待!
ふるさとを守れ!

485系は、長年お疲れさま。

 


別の用事のため、午前中に、早くも新幹線で帰京した。