2010年版時をかける少女。



舞台となる1974年は、わたしの中学時代である。

大学生(になる)のあかりと亮太よりも56才年下だ。

けれど、当時の時代の息吹、空気感は肌で感じられる。

拓郎が歌い、「かぐや姫」の「神田川」がラジオから流れていた。

「神田川」に至っては、文化祭のステージで歌うことさえした(笑)

懐かしい。


時代を懐かしむと同時に、もっと好きなことを好きなようにやればよかったという悔恨が

こみ上げて来る。

中学~大学生の青春時代。

それなりに楽しかった(高校は暗黒時代w)のだが、「強力な制御機能」がはたらいていた。

自分の性格なのである。思い切りがないのだ。


もし、あの時代に戻って青春をやり直せるならば、ボロボロに傷ついてもいいから、

自分の心のままに本音を言い、男女にかかわらず思い切って心をぶつけてみたい。

俺は、そうすることなく今まで生きてきてしまった。

心を全開にして、人と向き合うことがなかったのだ。


実は、ついこの間まで本音でやりとりをしていた人がいた。

けれど、俺の制御機構が再び作動した。

身についた習性は覆しようがないのだろう(苦笑)


あの人はこの作品を見てくれただろうか。






まだ蕾のままの桜堤。


亮太は言う

「あかりの時代が来た時さぁ・・・こうやって・・・並んで桜見れたらいいな・・・」

「・・・その時俺、56のオッサンだけどいい?(笑)」


いいわきゃーないw

老年に差し掛かりつつある56歳の男と、18歳の娘の恋が成立するはずがない。


もしも万が一、20才以上も年齢の離れた女性が好意を寄せてくれたとしても、

それを拒むのが大人の男として取るべき態度だろう。

自分の喜びや希望など優先するべきではない。

なにより、彼女には未来があるのだから。

関係を切断することが、その人のためだ。


いつもそうしてきた。

どうして哀しいことがあるだろう。



銭湯の場面が懐かしい。


1980年代のオイラの大学生活には、やはり銭湯は不可欠だった。

当時の大学仲間で、風呂付きのアパートに住んでいるヤツは皆無に等しかったw

唯一、音大の姉貴(ピアノ専攻)と同居しているヤツがいて、そいつだけが、鉄筋コンクリートの

風呂付き2DKの防音マンションに住んでいた。

家賃は確か80,000円近いと言っていた。

我々からすれば、ハイソ(High Society)な存在であり、付き合いの対象ではなかった(苦笑)


確か、銭湯料金は140円(190円?)だったと思う。

仕送り50,000円のオイラには、とても毎日など入れない。

夏でも3日に1度程度だった(映画でもそんな感じでしたねw)。


オイラが自分で探した下宿は、なんと14,500/月の超格安。

できるだけ、親に経済的負担は掛けたくなかった。

いくら昔で東京の郊外とはいえ、家賃が14,500円という物件は凄まじかったw


2階の北向き4畳半1間。

30年近い木造の建物で、風呂なしの上、トイレは共同。

窓はガラスの嵌め込み式で、自由自在に風が吹き込みw、日照時間は130分程度。

真冬に風邪で寝込むと、余計悪化するような部屋だった。

オヤジが一度来て、絶句してたっけ(爆)

仲間に聞いてみても、オイラの下宿が一番安い下宿であった。

そりゃそうだろう。外観からして、幽霊屋敷のようなんだから(大爆)


亮太の下宿もそうとうなもので、親近感バッチリでしたねぇ。

あそこまでカオスに散らかってはいなかったものの、粉雪のようなホコリが舞っていましたw

行きつけの定食屋もありました。

日替わりのA定食とB定食。

たいてい、アジフライと千切りキャベツの、安いA定食を注文してたっけ。


授業のある日は学食。

東京にありながら田舎の大学だったのでw、「食堂棟」なんてのがあった。

4階建て(だったか?)のビル1棟がすべて食堂。

どんぶり飯に味噌汁。おかずに納豆と味付け海苔(or 冷奴に生卵)なら、200円台で

食事ができました。

仕送り日前は、殆どそこで食べていましたねぇ。


いよいよサバイバルとなると、卵かけごはんが下宿でのブランチ定番メニューでした。

そこに味付け海苔が加わると、贅沢な気分になりましたねぇ(笑)

夜はサッポロ一番のインスタントラーメン(醤油味)が常食でした。

時々、明星チャルメラごまラー油付き。


できたラーメンを器に移すのが面倒(洗い物が増える)で、片手鍋から直接食べていましたねぇw

最後に、ラーメンの残り汁に冷や飯をぶっ込んで、ラーメンライス。

美味かったなぁー(笑)


オイラの当時でこうなんだから、亮太の時代で「サッポロ一番+魚肉ソーセージ+卵にキャベツ」

・・・なんて言ったら豪華なディナーですよねぇ。 




「時をかける少女」を観ると、オッサンも時をかけちまいます(笑)

映画の内容についても、ボチボチ書いてみます。


 ↓Yahoo映画でのワタクシのレビュー(カタイっすw)

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335398/rid182/p0/s0/c0/