携帯が鳴る。
あの人の携帯の目覚ましが鳴るのは、いつも
朝の5時半。
ん~、消してぇ~
あの人が寝ぼけながら言う。
私も眠い目をこすりながら、あの人のカバンから
携帯を取り出して、目覚ましを止める。
2月の明け方は、まだ寒い。
冷たくなった体で、ごそごそとベッドに戻ると、あの人はむにゃむにゃ言いながら
すり寄ってきて、
冷たいね・・・
などと言いながらも、いつも通り、私を抱き枕にして、また眠った。
次に目覚ましが鳴ったのは、私の携帯で、7時だった。
携帯が鳴る。
あの人の携帯の目覚ましが鳴るのは、いつも
朝の5時半。
ん~、消してぇ~
あの人が寝ぼけながら言う。
私も眠い目をこすりながら、あの人のカバンから
携帯を取り出して、目覚ましを止める。
2月の明け方は、まだ寒い。
冷たくなった体で、ごそごそとベッドに戻ると、あの人はむにゃむにゃ言いながら
すり寄ってきて、
冷たいね・・・
などと言いながらも、いつも通り、私を抱き枕にして、また眠った。
次に目覚ましが鳴ったのは、私の携帯で、7時だった。