足の指から揉みはじめ、かかと、ふくらはぎ、と
徐々に上へと、マッサージする部分を移行してゆく。
時折、ボディーソープを足しながら、あの人の太モモまで
来ると、あの人の股間は少し反応していた。
少し面白くなった私はイタズラ心で、ボディーソープのついた手で
ペニスと股間をヌルヌルと揉みさすった。
ちらりと上目遣いにあの人を見ると、あの人は目をつむって
感じてくれているようだった。
手はそのままで、再びあの人を見ると、今度は目があい、
あの人がそっと目を閉じたので、私は背をのばして、キスをした。
すると、あの人は ばっ と立ち上がり、
はっ、駄目だ、気持ち良すぎて、のぼせる。
急に首を振って、あの人はそう言って、シャワーを浴び、
外へ出た。
脱衣所で体をふきながら、
君も早く出ておいで。
続きのマッサージ、してほしいな。
そう言うから、私も早めに風呂を出て、ベッドに横たわっているあの人の
マッサージを始めたが、もちろん、それは始めだけで、いつの間にやら
体勢は逆転。
今度は、あの人が私の体をマッサージし始めた。