不妊症を考える理学療法士三上のブログ

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こんにちは!

整体みかみの三上です。

質問の多い生理痛について再掲ですがご報告します。

不思議な治療院と言われつつも(笑)

ちゃんと考えていますよー!という内容ですv(^^)v

 

生理痛の解決方法とは。

 

結論から言うと、卵巣静脈、卵巣動脈の治療が必要です。 

以下、理論です。 

 

 

生理痛のプロセスを考えると、プロスタグランジンが過剰に分泌されることで痛みが起こることが言われています。

しかし、プロスタグランジンがなぜ過剰に分泌されるかと言うと。

子宮が収縮することで子宮内膜が剥がれ落ちるのに、収縮しきれない何かがあります。

もしくは子宮内膜がはがれにくい何かがあります。

 

そのためもっと収縮しろー!ってことでプロスタグタンジンが過剰分泌されるわけです。

 

その原因は骨盤の歪みによる子宮の引き攣れだったり、卵巣の位置、卵巣の循環、卵管の引き攣れだったりします。

時折プロスタグランジンが悪者にされ、プロスタグランジンを抑制する食材、青魚、マグネシウム、ビタミンB6などを摂取するようになど言われますが。

全身から分泌されるホルモンなので停めるのは難しいと思います。

身体としては子宮内膜を排出することが急務なわけです。

やはり、子宮が収縮しやすい状況、内膜がはがれ易い状況を作り、逆にプロスタグランジンがあまり必要ない状況を作りたいのです。

しかし、ここで子宮の治療に走ってしまいがちなのですが、本当に必要なのは卵巣の治療です。

排卵後の卵巣の卵胞からしっかり黄体ホルモンが分泌され、内膜が厚く成長して子宮からはがれ易い内膜になっていることが痛みの少ない月経の条件となります。

 

なので、タイミングは生理前日みたいな日は徒手治療の効き目がありません。

せめて排卵前くらいには治療したいものです。

 

結果として、卵巣のアライメント、卵巣の循環が非常に大事になります。

解剖学的には卵巣動脈、卵巣静脈、そして左の腎臓、通り道にある小腸の腸間膜、大腰筋などが大事になります。 

もっと広げると迷走神経、その通り道の頭蓋骨、鎖骨、上位肋骨、横隔膜、脊柱など。

自分が施術する場合、下肢、骨盤に6割くらい時間を割きます。

下肢、骨盤のコンディションが悪いとそのうちに月経痛の症状が戻ってしまうからです。 

土台は大事です(^^)

 

また肝臓の状態にもチェックです。

エストロゲンが常時多い状態だと肝臓の疲労が見られます。

その肝臓のうっ帯した状態だと、重くなり、生殖器にずっしりとのしかかります。

エストロゲンは生理後~排卵前に主に分泌されますが、この時期に甘いもの、アルコール、生クリーム、チョコレートを大量に食べると肝臓がそれらに手一杯になり、エストロゲンが分解されず血中を漂います。

 

エストロゲンは非常に分解しにくい物質なのです。

 

これがホルモンバランスを崩す原因、さらには子宮筋腫悪化の原因と思われます。

月経痛がひどい方には肝臓の助けとなるレモン水を努めて飲むようにオススメしています。 

骨格系は頂点に頭蓋がありますが、内臓は頂点に生殖器があります。

やっぱり、自分の命を守るほうが先なので前の段階で問題があると生殖器系はちゃんと働いてくれません。 

 

全ての症状は内臓の循環によるものです。 

川の流れ(血液循環)が滞らないように護岸工事(メカニカル治療)をするのが主な流れとなります。

更年期障害や様々な女性の諸症状は、「肝臓」「卵巣」「循環」「消化管」などが主流となって引き起こすものです。

 

セミナー報告も遅れています。

またお暇になったらブログを更新します!