こっちに来てよく感じるのですが、中国人の英語の発音は、かなりきれいです。

もともと中国語にはたくさんの音があるので、英語の発音に有利だというのもあります。
でも、それ以上に良いのは、英語を英語として扱っているからだと思います。


では、なぜ、日本人は英語の発音が苦手なのか?

一つは、外来語の存在だと思います。
英語を、わざわざカタカナで書いて、さらに字だけでなく
音までジャパナイズしてしまうから。

英語を英語として扱っていない。

イギリスならコフィー、アメリカならカフィーと発音するのを
日本語のコーヒーとしてしまったので、coffeeを見たにも関わらず
コーヒーと発音する、みたいなことです。


あと、英語よりも先にローマ字を習うってのも
悪影響な気がします。

ローマ字が英語と同じアルファベットを使用するため
ローマ字発音=英語発音 と勘違いをしてしまうんだと思います。

っていうか、ローマ字学習って必要なんでしょうか?

日本語を英語風に表現するときには必要なのかもしれません。
でも、そんな状況ってあんまりないですよね。

最初から英語を学べば良いような気がします。


もう一つ、日本人気質というか、まじめさも語学学習の弊害になっていると思います。
語学学習には、場数を踏むというのが一番大事ですが
「間違っちゃいけない」というまじめな気質のために、
あんまり話す練習をすることができません。

整理すると
・外来語の存在
・文部科学省の責任
・気質 ~まじめさ~

これらを排除できれば、もっと英語が苦労せずにうまくなれるんだと思います。

具体的に言うと、カタカナとローマ字を避けて通り、
文科省の管轄ではない学校に行き、
例えば留学して、アメリカ人あたりとちゃらんぽらんな学生生活を送れば、
英語がぺらぺらになるってことです。

学校に行かなくても、産まれてから4-5年間
アメリカで生活すれば、同じく英語がぺらぺらになります。
アメリカ人の子供はみんなそうやって英語を覚えます。
それと同じことをすれば良いだけです。


ところで、中国語学習にも、英語と似たような日本人特有の弊害があります。

それは漢字です。

同じ文字を有しているがために、日本語の発音が頭から離れません。
そして、漢字に意味も日本語の意味になってしまいます。

でも、時には微妙に、時にはかなり、意味が違うこともあります。

中国語には、声調というアクセントのルールがありますが
漢字を見て日本語化してしまったとたんに、この声調の存在を忘れ
全く通じていない中国語を話すハメになります。

なかなか中国語を中国語として見ることができないんです。

ってことは、たぶん、日本人にとったら、朝鮮語辺りが
一番覚えやすい言葉なのかも知れません。

文字は全く違うけど、文法は同じ。
これは楽ですね。

たまに、日本語と同じ様な発音の単語があったりすると、
つながりを感じて、なんかうれしいし。

日本出張、引っ越し、決算、出産というドタバタで
2ヶ月近く中国語の授業に行っていません。

上述の論理から行くと、学校なんかに行かなくても、
中国人の子供と同じ生活をすれば中国語は話せるはずですが
あいにくそんな時間がないので、体系的に学ぶために、やっぱり学校に行きます。

もちろん、文科省管轄ではない学校に。

早く仕事が落ち着けばいいのに。