この冬休み

 

シンガポールへ行くことにした。

 

ミッポ、二度目のシンガポール。

 

 

前回行った時に泊まったホテルの

 

プールがとても楽しかったらしく

 

以降、時々

 

「またあの「ホテル」に行きたい」と

 

言っていたので

 

今回も同じホテルを予約した。

 

ついでに、ミッポには内緒のサプライズにした。

 

 

んが、

 

当日の朝にパッキングをしているチョリ夫が

 

軽いパッキングパニックを起こし

 

その慌ただしさの果てに出てきた

 

スーツケースを見てミッポが気づき

 

「どこかに行くの?」という。

 

 

よくわからない返しをしているので

 

「今日はこれから、空港へ行って飛行機を見てこようか」

 

と、提案する私。

 

 

そして私のスーツケースも登場し

 

「今日はタクシーで空港に行こうか」と

 

タクシー好き(ジュニアシートに座らなくていいから)な

 

ミッポはダブルで喜んでいる。

 

 

空港への途中、離着陸の飛行機を車窓から見たので

 

「飛行機も見れたし、このまま帰る?」と聞くと

 

嫌、もっと見ると言うので

 

「飛行機に乗りたい?」と聞くとうんというので

 

「じゃカウンターで空いてる席があるか聞いてみようか」と言い

 

荷物を預ける。

 

「席、空いていたって。どこ行きの飛行機なんだろうね」

 

と、言い、いざ離陸。

 

 

すると機長のアナウンスがあり

 

ミッポに、

 

「この飛行機、どこに行くんだろうね」と言うと

 

「え、シンガポールって言ってるよ」と言うので

 

機長アナウンスをわかっておられたのか、と

 

感銘を受けた。

 

しかし、シンガポールにあの「ホテル」があると

 

まだわかっていないようなので

 

放っておく。

 

 

着陸

 

すると空港内に見覚えてがあったらしく

 

「次の飛行機に乗るんでしょう?」と言う。

 

日本行きでハブとして利用したから

 

そのことを言っているらしい。

 

 

「ううん、シンガポールに泊まるんだよ」

 

「ダディがホテルを探してくれたから

 

タクシーでそこに行こうか」

 

と、タクシーに乗り込んだ時にはもうとっぷり夜。

 

 

するとミッポが

 

「今日、まだ何にもしていないね」と言うので

 

え!? と思い

 

「今日は、朝テレビ見て、タクシーに乗って

 

飛行機にも乗ったしょ~」と言うと

 

「そんなの嫌ぁぁぁ(=つまんない)」と言うが

 

どうにもできないので、放っておく。

 

 

すると、ホテル敷地に入って

 

ロビーまでのライトアップに見覚えがあったらしく

 

「ここ知ってるよ!「ホテル」じゃない?」と

 

急に元気になったので

 

「え、そうなの?ミッポの来たかった「ホテル」かな?」

 

と話していたら、ロビー到着。

 

「そう、ここだよここ!やったー!!!」と

 

ご機嫌になり、

サプライズ大成功だったのでした。

 

 

今回、大好きな「ホテル」は

 

シンガポールにあるということを覚えたよう。

 

 

翌朝、大好きなプールを眺める

 

夜の館内