中国料理にもいろいろあるが、
広東料理は俺でも知ってる。
俺でも知ってるが、
広東料理とはどういうものか、
現時点まで説明できないでいる。
四川料理はなんとなく辛い。
広東料理はなんだろ。
中華料理に無知蒙昧なので
広東料理については割愛するが
ここの五目チャーハンについて説明したい。

 

愛群と書いて「あいちゅん」と読む。
広東式だと五目炒飯は「什錦炒飯」と
表記するらしい。

やや小ぶりな皿にキレイ盛られた炒飯。
巨大な海老が2尾。軽く揚げられている。
小さく角切りされたチャーシュー、
玉子、ネギというオーソドックスな具材で
しっかり炒められている。
仕上がりはパラパラ。俺の好みのタイプ。
なんとくパラパラ派はミーハーと思われがちで、
声を大にして言いづらい世の中だけど
俺は言うよ。パラパラ最高!

チャーシューの味付けが要因かもしれないが、
日本の町中華のチャーハンとは一線を画す味。
しかしこれが、なかなか良い。美味い。

おばちゃんが、これサービスといいながら、
スープを持って来てくれた。
普通は付かないのか。
なんにしてもありがたい。
さすが家庭料理。

そうそう、
この店の副題は「広東家庭料理」。
アットホームな感じね。
ただし俺、
ひとんちの家庭料理が実は苦手。


什錦炒飯(五目チャーハン):980円