ちゃんはちゃんでも、
ちゃん系ラーメンではない。
漢字の「八」ではなく
カタカナの「ハ」。
ハちゃん。
言いづらいけど気にするな。

11時前に客先を出たので
どれどれと立ち寄ってみたら
もう並んでる。
開店前から列をなすラーメン屋。

昆布水つけ麺は醬油と塩を選ぶが
どっちがいいかなんてわからない。
この日は塩。
特製にしなくてもきっと十分と思ったら
十分だったよ。
2種類のデカいチャーシューが載ってる。
ほとんどの店は、特製じゃなくても十分楽しめる。

食べるまでもなくわかるけど、
食べないわけにはいかない。

淡麗系ど真ん中の塩つけ汁は、
澄み切った黄金の泉。
出汁についてとやかく書かないが
これを美味くないという人はほぼいないはず。
麺に至っては昆布水という強力な味方をつけていて
そのまま食べてももちろん美味い。
親切な食べ方ガイドでも
まずそのまま。
次に塩を付けて。
次に塩とレモンで。
ようやくつけ汁につけようぜ、
という麺リスペクトなスタンス。
麺派の俺にとっては臨むところ。

美味いよ。美味い。
列ができる理由も分かる。
外国人店主の方が真剣に作っているが、
あれほど真剣に作られると、
こちらも真剣に立ち向かわなくては失礼。

塩:1000円