連日続いている一般民衆と警察隊の小競り合いが、ハンガリー金融市場へも少なからず

影響を与える中、欧州格付け会社のフィッチ社は、同国構造改革の遅れを理由に、

その格付け  BBB+  に変更はないものの、「 安定  から 「 ネガティブ  

引き下げた。  同社はハンガリーに対し、「より素早い行動と、もう一段の構造改革が

必要。 さらに首相の信頼感が薄らいでいる」ことが格下げの主要因とコメントを

出している。

さらに Merrill Lynch社が、「ハンガリーの暴動は拡大する可能性があり、 10 01

に予定されている地方選の結果次第では、さらに不透明感が増えるであろう」との

レポートを出したことも不安心理を増長させる要因となった。


国内混乱を背景にフォリントは対ユーロで続落。 昨日も 1ユーロ 275.00をあっさりと

割り込み 9月初旬の安値近辺まで戻し、債券も通貨安を背景に短期債が大幅軟調。

3年債は約 9.0 bp もの利回り上昇を見せているが、10年債は穏やかな動きで

引けは + 2.0 bp 上昇の 7.53 %