欧州外為市場は来週月曜日 ( 8 28) 英国が Summer Bank Holiday

祝日となるため、それを前に取引額が盛り上がらず。 終日閑散の中、エマージング

通貨全体に売りがかさんでいることもあり、東欧諸国の通貨・債券とも軟調。

ハンガリーでは一昨日のマーケット引け後、バレス財務相がテレビ・インタビューにて、

「政府が目標としている 2009年でのユーロ導入条件適合は非常に厳しいものがある。

恐らく早くても 2011年になる可能性が高い。 ハンガリーの公的債務の減少は、

2009年までにそのトレンドに入るであろう」と述べたことからフォリントも債券も朝方から

再び下落。 買い手不在の中、日中は気配のみが落ちて行き、短・長期国債とも

前日比 12bp 利回りを押し上げている。


ハンガリー政府は今週火曜日財政赤字見通しを発表。 2009年度に同国財政

赤字は年金支出を除き対 GDP比で + 3.2 % としているが、累積債務が課題。

2006年の 67.9 %から 2008年には72.9 %へと上昇し、 2009年に 70.8 %

減少するとしているものの、通貨統合条件である対GDP 60 % を超えた累積

債務額である。

市場では 2010年にハンガリー総選挙が実施されるため、社会主義国である政府

自らが年金支給や政府支出の大幅削減に踏み切ることは難しいと見ており、

最短でも ERM2加盟を 2012年、ユーロ導入を 2014年と予測する声が強い。

来週月曜日 (8/28)日はハンガリー中銀の定例理事会。 現行の基準金利は

6.75 % であるが、ロイター社の調査によると、金融関係者 13名が 25bpの利上げ、

5名が 50 bp の引き上げを予測している。