上から ↓


また鉱工業生産指数で大きく伸びているのが、製造業の + 15.6 % (YY) (6

+ 13.6 %)、逆に建設は -11.2 % (YY) と、 6月の + 24.6 % から大きく落ち込んだ

ものの、総合年率数値では + 14.3 %の伸びとなり、西側諸国の著名工場がポーランド

へ移転した結果が反映。 やはり今年の同国 2四半期のGDP + 5.1 % 以上 

(727 政府予測) と、昨年の + 3.4 % を大きく上回る根拠となった数値で

あった。

また今年の純投資額は + 9.3 %、来年は + 10.6 % 2桁に伸びる予測が出ている。

インフレは + 1.1 % と欧州域内各国の最低水準を維持しているポーランドであり、

利上げ予測も来年に入ってからと見られていたが、上記大きく伸びた 2つの重要経済

指標の結果から、中銀による引き締め政策が「若干早まり、年末近くに引き締め策が

取られるのでは」との予測も出始めている。


景気の強さと財政赤字削減プログラムの機能不能のニュースが朝から飛び交い、東欧

諸国の金融市場は終日混乱。 ポーランドの短期国債も約 9.0 bp 利回り上昇の

急落を見せ為替も打たれたが、ズロチは利上げ観測も出始めたこともあり、対ユーロで

3.91 を超えたところから比較的落ち着いた動きで引けを迎えている。 


なお、欧州格付け会社である Fitch40カ国の格付け引き上げを発表、その中で

* ポーランド    A   →  A+

* ハンガリー    A  →  A+

* 南アフリカ    A   →  A+

                と、いずれも 1ノッチずつ引き上げている。