財政赤字問題が大きくクローズ・アップされ、連日の急落に見舞われていたハンガリー

金融市場。 トルコ、南アフリカを含んだ 3大集中砲火を浴びた通貨となっていたが、

昨日は各エマージング・マーケットの落ち着きでリバウンド。 フォリントにもじり高となり、

ポーランド金融市場とほぼ同じ動きを辿った。

一方政府は財政赤字穴埋めのために消費税の引き上げを決定。 特別消費税を

15 % から 17 %へ、一般消費税を 20 % から 23 % へと引き上げ、9 01

から実施する。 議会承認は本日行われる予定。

この増税で 300億フォリントの税収増となるが、全体の財政赤字を埋めるには程遠く、

金融市場安定化にとっては社会保障改革などの次の手段が必要である。  このため

昨日の金利・為替の買戻しは一時的なものとの見方もあり、今後新興市場に再び

悪材料が出た場合、その影響を受けやすいハンガリー金融市場となる可能性が高い

ようだ。