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一方ハンガリー国立銀行は 4月開催された政策決定会合議事録を公表。 同報告書に
よると 12対 1で政策金利据え置きを決定。 唯一バンフィ理事が 25 bp の利下げを
主張したが、会合では 「ハンガリー金融市場の信頼性は高まり、ハンガリーのファンダ
メンタルズも改善しつつあるが、インフレと長期的観点でのフォリント対するリスクになお
不透明感が残っている。 結果 4月の理事会で、政策金利の据え置きを決定した」と
したが、文言から察する次の決定は 「利下げ」とする意味合いが表現されている。
ただトルコの大統領選挙問題、中国株価の高値警戒、今週金曜日の日銀政策決定
会合でタカ派的コメントが示された場合、エマージング通貨全体に売り込まれる可能性を
指摘する声もある。 さらに本日の米国 4月 CPI 発表も伴い、ハンガリー金融市場も
終日様子見スタンスが続いた。
しかしながら国内金利低下の期待感が膨らみ、3年国債利回りは 5.0 bp 低下し
7.0 % の大台をブレーク。 6.96 % で引けている。
米 ド ル/対 円 |
120.05円 |
+ 0.60
|
02年国債 |
6.96 %
|
- 5.0 bp
|
フォリント/対 円 |
0.6660円 |
+ 0.05
|
10年国債 |
6.55 %
|
+ 0.3 bp
|
フォリント/対米ドル |
HUF 182.50
|
+ 1.000
|
原油価格 |
$ 62.46
|
$ + 0.09
|
フォリント/対ユーロ |
HUF 247.25
|
- 0.950
|
金 価格 |
$ 670.10
|
$ + 2.20
|