12 18日に開催されたハンガリー・中銀政策決定会合の議事録が公表された。

同報告書によると、昨年 6月から 10月までの 5ヶ月間に、増税によるインフレ対策

としてハンガリー中銀は合計 200 bp の利上げを実施したものの、年後半から沈静化。

11月の会合では 13名の理事のうち 5名が 25 bp の利上げを、8名が政策変更

なしを主張したため様子見となったが、12 18日の理事会ではメンバー全員が

据え置きを示したことで政策の変更はなされなかった。

ただハンガリー中銀は、今年フォリント高でインフレは落ち着くであろうとしながらも、

同国の賃上げに伴うインフレ・リスクを警鐘。 さらに増税後の諸物価が高止まって

いるため、2007年初頭の同国インフレは、 8.0 % を超えるとしている。

またハンガリー中銀も、昨年末のポーランド中銀と同様の悩みを抱えている。 

ヤライ・ハンガリー中銀現総裁の 6年の任期が来月満了となる。 現在の同国

高金利が今後のハンガリー経済の足かせとなる可能性が強いため、ジュルチャーニ

内閣が政府寄りの中銀総裁および理事を任命した場合、早急な利下げによりインフレ

懸念が再度芽生える可能性が残っているのである。  現行のヤライ総裁は、当面

利下げをする考えを持っていないが、まもなくノミネートされる新総裁および一部理事に

市場の関心が集まることになろう。  金曜日のハンガリー金融市場は、安定横ばい。 

フォリントは反発。

 

米 ド ル/対 円 :  120.35円  - 0.05    2年債: 7.85 % + 0.1 bp

フォリント/対 円 :   0.616円 + 0.005   10年債: 7.02 % + 1.0 bp

フォリント/対米ドル:   194.45  + 1.700  原油価格: $ 52.99 + 1.11

フォリント/対ユーロ:   252.65  + 1.370   金価格: $626.90 +13.50