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ハンガリー議会は 2007年度の大枠予算を賛成 196、反対 132で可決、承認された。 

概要は

歳入:   6 6,695億フォリント

歳出:   8 3,260億フォリント

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財政赤字: 1 6,565億フォリント (9,900億円)

となり、対 GDP比で 6.8 %の財政赤字幅。

この▲ 1 6,565億フォリントには年金支出や医療費支出の赤字全てが含まれて

いるが、地方政府赤字は除外されている。 ハンガリー政府は 12 21日に議会

最終承認の投票を決めているが、この基本歳入・歳出の数値は変更しない予定であり、

社会党が過半数を占める議会となっているため、可決の運びとなろう。

今年のハンガリーの財政赤字は  GDP 10.1 % に達すると見込まれことを見ると、

+ 6.8 % はかなり緊縮した数値といえよう。  ただ市場関係者内では、今年大幅

増税の影響により来年の同国経済成長が + 2.2 % 前後と見積もっており、今後

大幅な年金支出および医療費補助、社会保障などの改革が伴わないとこの数値

達成が困難と見ている。 特に地方財政赤字および年金支出の赤字削減が急務とし、

この改善が順調に進むのであれば、来年の財政赤字幅は現実的数値となろうと

している。

一方昨日欧州委員会と欧州中央銀行は、共同で新通貨統合メンバー国に対する

報告書を公表。 それによると、キプロスとマルタは通貨統合条件をクリアしている

とし、 2008年にユーロ導入が可能と示唆。 しかしながらポーランド、ハンガリーおよび

チェコは依然財政赤字幅が大きいと警告、一層の自助努力を求める文言を盛り

込んでいる。

欧州中銀はハンガリーに対し、欧州加盟 25か国中最大の財政赤字を記録しており、

より厳格な財政規律を望むとし、通貨統合基準条件に適合している箇所はひとつも

無いと厳しい判断を示した。

また東欧諸国最大のポーランドに対しては、低インフレ、長期金利の安定を評価しな

がらも、財政赤字幅は依然大きくズロチも振られやすい。 さらに中央銀行の完全

独立がなされておらず、ポーランド政府はなお通貨統合時期の具体的年限を示して

いないと、残る課題を早急に改善するよう求めている。

その欧州中央銀行から完全独立を指摘されたポーランド中央銀行、来年 1 10日で

任期満了となるバルセロウィッツ・ポーランド中銀総裁の後任人事を、カチンスキー首相は

今週にも発表すると国内日刊紙が伝えている。 現在のノミネート候補として、

* Urszula Grzelonska, (女性)  ワルソー経済大学 大学院教授

* Stanislaw Kluza    ポーランド財務委員会 委員長

* Wojciech Kurylek        Bank Gospodarstwa Krajowego 上級取締役

3人の名前が挙がっているが、市場の一部ではジロウスカ蔵相の噂も消えて

いないようだ。



昨日のポーランド・ハンガリー金融市場は両国通貨・債券とも小動き横ばいながら、

終日堅調推移で引けを迎えている。

  ル/対 円  :  114.95円 - 0.45     2年債: 7.80 % + 1.0 bp

フォリント/対 円 :   0.599円 - 0.190    10年債: 6.94 % + 2.0 bp

フォリント/対米ドル:   191.85  - 0.030   原油価格: $ 62.43 - 0.01

フォリント/対ユーロ:   255.30  + 0.450    金価格: $647.90 - 3.00


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