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6 19日に開催されたポーランド中央銀行 政策理事会の議事録が公表された。 

同報告書によると政策メンバー 13名のうち、25bp の利上げ推奨が 8名。 残る 5名が

政策変更必要とせずとの意見となっていた。  市場ではフォリント防衛のために最低

25 50bpの利上げを主張する向きが多く、今後ハンガリー中銀の金融政策の舵取り

を懸念する向きが強い。

この通貨防衛以上に、増税・輸入インフレなどで上昇傾向になる同国のインフレ見通しで

ある。 ハンガリー中銀は 2007年のインフレを 6.0 % 7.0 % 2008年を 3.5 %

4.5 % と見ているが、中銀の中期ターゲットは 3.0 % であり、大きくそこから乖離する

ことになる。 さらに社会保障費削減などの構造的財政改革がなされなかったことによる

財政赤字拡大。 さらに経常収支と双子の赤字を抱えた同国にとってハンガリー理事会の

各メンバーの意見は、「あまりにもハト派的過ぎる」との声も強く、今後同中銀の信用性

にも疑問符がつけられるかもしれない。

何も具体的実行を示さなかった今回の議事録に、引き続き海外からのハンガリー資産

への警告と否定的な投資スタンスが続くのではなかろうか。 その証拠として、過去 3

の同国の国債入札は、札割れという結果に終わっている。今後 2週間ないに行われる

国債入札に関しても、すでに同国大蔵省から減額発行が公表されているため、当面

ハンガリー通貨、債券への投資は盛り上がりに欠けることになりそうだ。 


その他ハンガリー中銀の見通し

              2006年      2007年      2008

* G. D. P.      4.0 %     2.0 – 3.0 %     2.5 %

* C. P. I.     3.2 – 3.4 % 6.0 – 7.0 % 3.5 – 4.5 %

* 財政ギャップ 3.2 – 3.4 % 4.2 – 5.4 % 3.5 – 4.8 %

金曜日のハンガリー債券市場は、米国雇用統計のあと米国債券市場の上昇を横目に

週末のまとまったカバーが入り、午後急伸。 イールド・カーブ全体に買いを集め、 3年債

- 22bp 10年債は - 10bp利回りを押し下げて引けている。

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