ハンガリー中央銀行の 5月議事録によると、同月政策金利を 6.0 %に据え置いたのは全会

一致の決定であると発表した。 しかしながら委員の一部からはインフレ圧力が徐々に高まり

つつあること。および米国連銀と ECBの利上げサイクルを背景に、ハンガリーも利上げ追随を

余儀なくされるとの議論もあったという。


次のハンガリー中銀政策委員会は 6 19日に開催されるが、このようなタカ派議論が一部で

出ている反面、金融市場では今年後半にまで利上げ実施がずれ込むとの見通しが高い。


ハンガリー国債市場は、週初から続いた財政赤字見通しに対して悲観的見方が漂っている

こともあり続落。 フォリントの Euro転換が当初予定からずれ込み、 2012年以降になるとの

見通しも悪材料。 週末に財政支出削減および増税案が出されたが、金融市場のカンフル剤

にはならない模様。



先週一週間でハンガリー国債は 12bp利回りを上げ6.87 %。価格ベースでは 3/4 ポイントの

下落となった。 3年ハンガリー国債は 7.0 %台定着で7.05 %、前日比 2 bp上昇。