人生を取り戻すために
自分の人生を生きるとはなんだ?恐怖で支配され続けた今までは自分の人生の主人公が恐らく、わたしではなかった。DVを受けながら育った子どもは一生、そのダメージから立ち直れないというがわたしは今から立ち上がる。もう両親はいない。弟も離れた。今まで耐えることと怯えることに使っていたエネルギーを初めて自分のために使おう。わたしはここに記してここに誓おう。わたしはわたしの人生を生きていく。まずどうするか?弟のことで悩まない。弟のことを気にしない。両親のことを思い出さない。両親と弟は、もしわたしが他人なら断じてお付き合いは避けたい人たちだった。近寄ることもなかったろう。ご挨拶もそこそこに場を離れたろう。肉親だからそこにいた。いなければならなかった。わたしが彼らを愛していたからだ。それが一番哀しくて虚しい。大人になってからは流石に愛されるのは無理だと理解できたけど。そうだ。幼いころのわたしを抱きしめてやろう。虐められて殴られて酷い目にあわされて泣いていたわたしの小さな体をそうっと優しくでも力強く抱きしめて「だいじょうぶだよ。 君はじゅうぶんいい子なんだよ」と言ってやろう。まず、『自分の人生を生きる』ためにスタートするのはそこからだ。