世界にはさまざまな予言書があるが、日本で最も有名な予言書といえば『日月神示』ではなかろうか。
要の年となる2018年がきてしまったことを改めてお伝えせねばならない。
『日月神示』とは、神道研究家・画家である岡本天明(1897~1963年)によって、1944年6月~1961年まで約17年間に渡って記された。
天明は、日本神話における天地創世の神「国常立尊」(くにとこたちのみこと)を筆頭とする、高級神霊団からの神示を直接受けて、自動書記で『日月神示』記したのだ。
これまで、『日月神示』は、日本で起きるさまざまな出来事を的中させてきた。
・東京大空襲で東京が焼け野原となり、原爆投下で日本が敗戦すること。
・戦後GHQの政策により日本人が骨抜きに洗脳されること。
・高度経済成長を迎えてバブルが崩壊すること。
などなど……さまざまな未来を見事に的中させているのだ。
そして、『日月神示』はこれから先の未来までも予言している。そのなかでも、注目すべきは日本滅亡クラスの大厄災の予言であろう。
■ハルマゲドンを超える大厄災の時期「大峠」
『日月神示』によれば、未曾有の大厄災を「大峠」と表現し、新たな理想的な次元の世界に行くまでに“現在の汚れを落とす大洗濯”が行われるとしている。
そして、「大峠」を体験した後、神に選出された人間だけが次の高い次元に行けるのだという。
「大峠」が起こる時期はいつなのか? 『日月神示』には次のような予言がある。
<子(ね)の年、真中にして前後十年が正念場、世の立替は水と火とざぞ>『磐戸の巻』第16帖
子の年(ネズミ年)を真ん中にしてその前後10年が「大峠」の時期だということだ。
子の年といえば、直近では2008年と2020年だ。2008年を真ん中に考えた時、その前後10年は、1998年~2018年が「大峠」となる。
■「大峠」には一体何が起こるのか?
<地震、雷、火の雨降らして大洗濯するぞ。よほどしっかりせねば生きて行けんぞ」『上つ巻』第39帖
人類は、地震や噴火などあらゆる強烈な自然災害に見舞われるということだろう。
確かに、1998年~2018年には、2011年東日本大震災や2016年熊本大震災が起こるなど巨大地震が起きている。
しかし、これが「大峠」が示す本番であるとは言い切れない。
■滅亡は日本から世界へ
『日月神示』によれば、日本は世界の雛形と言われている。
日本で起こったことは世界で起こる。
日本の破局的な自然災害がやがて世界に波及することは間違いない。