（内記）私が書きたかったことはまさ しくその通りなんです。
新聞やテレビ、雑誌でもアルファ線、 ベータ線による内部被曝については、 国民にほとんど伝わっていないでしょ う。
（池田）それはタブーなんです。 そういう情報を出してしまうと、世界 の原子力産業がやっていけない。 はっきり言って、世界の原子力産業の 親玉のようなところから日本に指示が 来ているのだと思います。
もちろん従う必要はありませんが、従 わないと命が危ないという世界です。
（内記）どうも国民に真実が伝わって いない背景には、何か石屋的なものが あるようですね。
真実を伝えられると、お金が儲けられ なくなって困る人がいる。
だから、真実は決して外に出してはい けない。
もしくは真綿にくるんだような言い方 で国民を納得させて、それ以上は騒が せない。
（池田）そういう嘘の体制が続くのは 、一部の真実だけ述べるからです。
全部隠すと、おかしいということでバ レちゃうわけです。
一つの真実はガンマ線です。 放射能はガンマ線だけ調べさせるわけ です。
タバコもそうだと思います。 昔、大航海時代にアメリカ・インディ アンの人達が飲んでいたタバコは、ま さに植物を切って飲んでいるから体に は悪くない。
それに目をつけ、効率的に高く売ろう として4000ぐらいの化学物質を入れ た。
中には200ぐらいの麻薬も入っている 。
その麻薬で常習性になるのです。
その時にニコチンだけを悪者として出 す。
そうすると、ニコチンを下げたらいい ということになって、ニコチンを下げ たものが売れるわけです。
4000の化学物質のうちニコチンだけ を表に出して、タバコはニコチンが悪 い、ニコチンさえ減らせば大丈夫だと いううまいカラクリになっているので す。
（内記）ニコチンだけについて見ると 、それは嘘じゃない。
（池田）そうです。 一部の真実で全部を隠している。 だから巧妙ですよ。
（転載終了）
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巧妙な仕掛をも多角的に
検証できる
真実を見極める力が必要です。