前回の続きです。

三千院のお守りを

鍵につけてずっと持ち歩いていました。


ある日長男の中学校から

ケガをしたからお迎えに来てほしいと

会社に連絡がありましたびっくりびっくり


あわてて迎えにいき、

保健室の扉を空けると

驚いた顔の保健室の先生と

帰りの身支度をする長男がいました。


先生『お母さんが来たようなので帰りますって●●君が起きてきたので、

お母さんが来るまで休んでいるように言ったんですが、

お母さんホントに来てたんだね。

●●君なんでわかったの(笑)』

3人で笑い合いました。


帰りの車の中で

どうしてわかったの聞いてみました。


長男『保健室のベッドで横になっていたら、鈴の音が聞こえたんだ。』


あれから、10年以上

息子が東京の大学にいき

連絡も次第になくなり

就職もして

今の長男はあの時の長男ではないし

会うこともなくなったけれど


鈴の音を聞くたび

長男を思い出す。


どんなに古ぼけても捨てることが

できなかったお守り。


子離れしないとですかね(´;д;`)