舞台がイタリアコスモスってだけで観に行ったこの映画。






だってだって、


予告にでてくるイタリアの風がもうツボすぎるのだものー!!


本当は、100%「あーーーー観たい観たい!!この映画が観たいーーー!!」って気持ちになれず

どこかひっかかっていたのは、

話の中身にどうも惹かれなかったのと、

主人公がお人形のようで、演技がつまらないんじゃないかと思ったこと。(失礼。笑)



でも!!


ほんとに観にいってよかったーーーーー!!!


よくよく観ていると、
主人公のアマンダの眉間の皺が魅力的。
なんていうか、あんまり見られていることを意識しないで生きている自然な感じが、
わたしにはすごく好感で、


私は実生活でもそうなんだけども、
「見られている」ことを意識せずに、本当に自分に集中して生きている人がすごく好きで、
とても魅力的だって思う。


たとえそれが、
髪がぼさぼさであったとしても、
ちょっと冴えない格好だったとしても、
自分に集中して真剣に生きている姿はかっこいい。

いつでも「見られている」、と思って、
常に身綺麗にして、すっすと歩く人の魅力の100倍くらいかっこいい、

と思ってしまう。

(すこし話がそれるけど、
NYにいてバリバリ働いているときのソフィーの雰囲気と、
イタリアで時間を過ごしているときのソフィーの雰囲気は随分違う。
やっぱり時間の種類ってあるな、って思う。
これは、場所の問題というよりも、なにをしてどう過ごすかによると思うけれど)


ストーリーは、
主人公ソフィーが、婚約者とともに行ったイタリアで起こる素敵なできごとについて。

イタリアのヴェローナには、ジュリエットに恋の相談をするある場所があって、
皆そこで手紙を書いて、壁に張ってゆくのね。
「ジュリエット、わたしはどうしたらいい?」って。
それで、ある団体(といっても女性4人なのだけど)がそれに対して一人ひとりに手紙を返信してゆくのだけれど、
実は偶然、ソフィーが50年前に書かれたまま気づかれずにあったジュリエットへの手紙を見つけるところから
話が展開してくのです。


もうね、「いやいや、映画だからねえーDASH!」っていう反ラブストーリーの声もあると思うけど、
そんなのサラリと流してしまうくらい、
このイタリアの風がほんとうに素敵。


とくにこの映画は、生きてゆく上で一番大事なことを、
ほんとにすっと一本だして素晴らしい映像にしてくれてるところが本当に魅力。




平日の早い時間に一人で行ったので、
(しかも他の観客は1人だけ!!笑)
私は泣いたり笑ったり、もう思い切り楽しめました!!


予告編にもでてくるけど、
このイタリア語のリズムがたまらないー!
しかも、「ロレンツォを探す旅」で出会うあるロレンツォの妻が
「ちょっと、もう彼を連れてってちょうだいよ!!」ってダミ声で
切実にうったえる姿。
爆笑。

とにかく120%だったなー!!
今の私にはすごーーーく心にくる映画でしたドキドキ!!


今年1番の激烈ないちおしです。


日本でもぜったいに公開される映画だから、
ぜひぜひみんな
チェックして、わくわくしておいてね!!





ちなみにこれは去年みて超笑ったコメディ。
日本で公開されない映画ってあるのね!!って驚いたけど、
これ、「レオン」のジョンレノもでててほんとに面白くてばかばかしい映画。
SATCのシャーロット役の彼女もでています。
予告は長いけども、終わりのほうでのヨガのカットは私のお気に入りです。



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$☆Viva Alla Moda☆in Brighton



そのふたこぶらくだは言いました。

よし、ちょっとやすんだことだしそろそろいこうか。


あれ?


君、背中の荷物はどうしたんだい?



ほら、


冷えたバタや、


飲みかけの炭酸水なんかが入った


クリーム色の布の包みがあったろう。


赤い刺繍がしてあるやつだよ。


え?


なくなった?


どこかへ置いてきてしまったかもしれないって、


おい、

そんなあっさり言うことじゃないだろう。

どうするんだよ、あれがないと困るだろう。
大事なものじゃないか。


おい


おい


ちょっと待てって


おい、


待てったら。




ひとこぶらくだは、

さくっさくっと

静かに砂の上を歩き、

そしてほんとうにあっというまに、

遠く遠くにいってしまいました。




途方にくれたふたこぶらくだは、

その場で考えこんでいましたが、

気がつくと、今度は自分のこぶにくくりつけてあった荷物がありません。


あれ、あれ、どこにいってしまったんだ。


おれの荷物がないぞ。


おれの荷物…おれの荷物…


なくなってしまったなんて、そんなはずはない。


あいつの荷物がなくなって、


おれの荷物までなくなるなんてそんなばかな。





おれの荷物






おれの荷物は一体なんだったっけ?


確か、革張りのトランクを前のこぶにくくってあったはずなんだ。

でも、中身がなんだったか思い出せない。

ひとこぶらくだの荷物は思い出せるのに、
どうしておれのは思い出せないんだろう。


毛皮のコートだったかな?


それとも、ラム酒の入ったアイスクリームだったかな?


それとも、たんねんに磨かれたナイフのセットだったような気もするんだけど…



だめだ、思い出せない。

ひとこぶらくだに聞いてみよう。


おおおおい

おおおおおーい



あれあれ、もう本当にみえなくなってしまうよ。

おおい、待ってくれ。




ふたこぶらくだは、いそいで歩き始めました。


荷物がなくなって体が軽いので、ぐんぐん歩いていきます。



ふただび歩き始めたとき、


あたりはもう一面の花畑で、


赤いポピーや白のスノードロップ、紫のクレマチスが、


チラチラと風に揺られ、楽しそうにあふれかえっているのでした。




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部屋を夏用にしてみたらできた影絵を、
ぼーっとみていて浮かんできたらくだの話。
☆Viva Alla Moda☆in Brighton-photo.JPG



今、

プチバージョンのタルトを焼き中。


ああ

いつか


もっと風が庭から思い切り入ってくる、


もちろん陽もいっぱい入るキッチンのある


ちょっと田舎の家で暮らしたいなー。



イタリア。



それはきっとイタリア。



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