最近のわたしはというと、
早め起きを始め、朝図書館へゆき、その後働き、1人で腰を痛めつつ店を閉め、暗がりで自分を鼓舞しながらポンドを地道に数え、林檎をかじりながら帰宅するという8日間を送っています。あと6日間これが続く予定です。

昨日は、1日働いてきたとみえるボロボロになった、痩せて前屈み気味の黒人男性が閉店間際に店にやってきました。
手も若干震えており、店を1人守る身としては、ちょっと身構えていました。店ではいつも気をつけねばなりません。
彼は一番大きなパスティーを頼み、きちんとその分のお金を小銭で払いました。
彼は震える手でパスティーをしまいながら、少し充血した、潤んだ目でじっと私を見つめて頼みました。

「ホットチョコレートをおくれ…」

まるで、あぁこれで一日が終わる…というような、あぁ寒い中一日頑張ってきた、というような、そんな気持ちの入った目でした。

でも、残念ながら私は珈琲マシンの洗浄中だったのです。
ごめんなさい、作れないの、と説明しようとしたところ、彼は
「もう閉店間際だからマシンを切っちゃったよね。いいんだよ。大丈夫、気にしないで。
…それじゃまた。」
と言って、よろよろと帰っていきました。

彼が去って、どこかで安堵をしている私は悲しい存在です。
私はいつも恵まれ過ぎて、やっぱり色んなことが見えていません。


話は変わって、日本は台風らしいですが、気象についていえば、10月なので息が白くなるくらいのささやかな寒さの中、まだノースリーブを着こなしている毎日です。
水道代が高いと日々家で耳にし、「以前暮らしていた学生はほんとによく衣服を手洗いしていて困った」という話を何度か耳にし、なかなか手洗いができない小心者の日本人は、ここで買った気軽に洗えるノースリーブを愛用しているという訳です。
ここでは高い服はなかなか着れません。

日本の服といえば、クロゼットの服たちを見てふと思います。

私は一体いつ日本に帰るのでしょう。
あまりに自由すぎて、私は自分に問いかける事がたくさんです。毎日。毎日。
いつも、どれでも、自分で選んで自分で進んで自分の人生をつくっていく。
自分の選択にすべてがかかってるけども、
それが面白い。自業自得。あれ?なんか響きがよくない…。ま、いっか。
まずはうまれてくるお姉ちゃんの子供に会いに
帰国する日を決めたいところです。
さもなくば会ったときには子供が1歳を迎えてることに…
わくわく。