一昨日は、愛知県倫理法人会の『年度はじめ式』でした。
倫理法人会は、毎年9月に年度が替わり、県や単会の役職も変わる(変わらないところも)ので、
倫理研究所から”辞令”が交付されます。
その辞令を、今年はなんと!倫理研究所の丸山敏秋理事長から直々に手渡されるというサプライズ。
ちなみに、理事長は、倫理研究所を創設された丸山敏雄創始者のお孫さんにあたります。
ところで、私が倫理法人会に入会した頃は、
この”年度はじめ式”を”辞令交付式”と称していたのですが、
昨年あたりから、”年度はじめ式”に名称が変更になったんですね。
辞令交付の後、理事長からの式辞の中で、その旨言及がありました。
そもそも”辞令”というのは、会社から交付される命令書。
しかし、倫理法人会は会社ではなく、倫理経営を学びたい人たちの集まりなので、
そこへ”辞令”を交付するというのはオカシイのではないか。
理事長もそんな疑問を持っていて、自分の父親であり、二代目の竹秋理事長に尋ねたそうです。
その答えは、
「倫理運動が始まった草創期は、倫理研究所の職員にのみ”辞令”を交付していたモノの、
倫理運動の協力者たちが、丸山創始者に「私たちにも辞令を交付してください」とお願いしたのがはじまり」
なんだそうです。
さらに、以前は「○○を命じる」という表現だったモノを、
敏秋理事長なってから、『○○に任じます』に表現を改めたとのこと。
そもそも、倫理研究所(倫理法人会)から、そのお役を”お願いする”立場なのだから、
”命じる(命令する)”のはオカシイと、思ったのだそうです。
そういうのもあって、この辞令には、2つの意味でおかしなところはあるのですが、
倫理法人会としての”伝統”を維持しつつ、改めるところは改めるという”革新”が見受けられます。
どっかの某NIも、大切な価値観のひとつとして大切にしていることですね。
あと、印象的だったのが、やはりお願いする立場であるからか理事長が、
ひとりひとり名前を呼ばれるところで、ちゃんとその方の目を見るようにしているということですね。
加えて、式辞でも、「あー」とか「あのー」とかもなかったので、
それだけスピーチに秀でていることも分かりました。
おまけに、懇親会でツーショットを取らせていただいてw
私のこの緑のスーツも印象的だったのか、コメントをいただきました。
今年は、副事務長という立場ですが、一生懸命頑張らせていただきますっ!